こんにちは。台湾でデジタルマーケティングを支援するapplemintの河野です。
今年6月にapplemintに入社しました。
日系大手企業 → 外資系大手企業 → フリーランスを経て、いまに至ります。
現在は台湾に住みながら、起業を目指して日々準備を進めています。
今回は自己紹介を兼ねて、
なぜ僕がapplemintに入社したのか?
そしてどんな未来を目指しているのか? についてお話ししたいと思います。
台湾での起業を考えている方、
あるいはキャリアの“白紙化”に不安を感じている方へ——
この記事が少しでも参考になればうれしいです。
簡単な経歴
大学を卒業してから約8年間、営業職として働いてきました。
最初の6年間は日系大手企業で、後半2年間は外資系企業へ。
いずれも有名な企業で、世間的には“安定したキャリア”だったと思います。
ありがたいことに、一定の評価もいただき、成果も出せていたと思います。
しかしある日、ふと立ち止まって考える瞬間が訪れました。
「このままここで、定年まで働く自分を想像できるか?」
その答えは、どうしても「YES」とは言えませんでした。
「このままでいいのか?」と自分に問うようになった日

大企業での営業は、ある意味とても整っていて、効率的でした。
分業制の中で自分の役割を全うすれば、成果は自然とついてくる。
名刺に刻まれた“ブランド”の力も強く、提案が通りやすい場面も多くありました。
でも、そうした環境に長くいるうちに、
少しずつ「自分の実力って、どこにあるんだろう?」という感覚が芽生えてきました。
自分が信頼されているのか、
それとも会社の名前が信頼されているのか。
自分の提案が刺さったのか、
それとも商品力に助けられただけなのか。
会社という大きな枠組みの中で動いていることに、次第に疑問を感じるようになったんです。
そんなモヤモヤを抱えたまま日々の業務を続ける中で、
「今の環境に依存せずに、自分の力で価値を生み出したい」という思いが強くなっていきました。
台湾移住の転機、起業を志す

ちょうどキャリアにモヤモヤした気持ちを抱え始めていた頃、
私生活でも大きなテーマが浮上しました。——結婚、そして「どこに住むか」という問題です。
当時、結婚を控えていたパートナーは台湾人。
お互いに「日本に住みたい」「台湾に住みたい」という想いがあり、何度も話し合いを重ねました。でも、なかなか折り合いがつかず、かなり激しくぶつかりました。
いま思えば、キャリアと人生の“軸”が揺れていたタイミングで、
住む場所という根本的な選択が重なったことで、余計に複雑になっていたのかもしれません。
最終的には台湾に決めましたが、いざ移住してみると、想像以上に“ゼロからの再スタート”でした。言葉も文化も違う環境で、これまでの営業経験がすぐに活かせるとは限らない。
実際、キャリアは白紙に戻ったような感覚でした。でも、台湾でゼロからの環境に身を置いたことで、「今なら挑戦できるかもしれない」と思えるようになったのかもしれません。
applemintに入社を決めた理由

台湾に移住してすぐの頃、僕は「台湾でビジネスをするとはどういうことか?」を知りたくて、YouTubeで情報を探していました。とはいえ、中国語はほとんどわからなかったので、
「台湾 ビジネス」「台湾 起業」など、日本語のワードでひたすら検索していました。
そんな中で出会ったのが、applemintの代表・佐藤さんの YouTubeチャンネルです。
台湾で起業し、現地でデジタルマーケティングを支援している様子を、日本語でリアルに発信していました。
さらに調べていくうちに、applemintが手がけているのは、まさに デジタルマーケティング支援。営業畑を8年間歩んできた僕にとって、マーケティングの重要性は痛感してきたテーマです。
見込み顧客の獲得段階からお客様と並走できる、いわゆる「マーケティングを理解できる営業」こそ、これから求められる存在だと感じていた僕にとって、applemintの事業内容には強く惹かれるものがありました。
そして、ある動画で佐藤さんが「日本人を採用し、起業を支援する」と話しているのを見て、気づけば履歴書を準備して、応募していました。
ここでなら、自身の営業スキルにあわせてデジタルマーケティングを学びながら、
**起業に向けて力を蓄えていける**そう確信できたことが、入社の決め手でした。
最後に

僕がapplemintに入社した最大の理由は、「起業を前提に実力を磨きたい」という強い思いがあったからです。
現在、applemintでは社内ベンチャーのような仕組みを構想しており、
僕自身も2年後を目標に、applemintとシナジーがある分野で、自分の強みを活かせる事業を立ち上げたいと考えています。
とはいえ、その実現には日々の業務を通じた実績と信頼の積み重ねが必要です。
2年間の実務を通じて、企業としての成長性や準備の整い具合を客観的に評価されることが前提になります。
僕にとってこの2年間は、挑戦の準備期間であり、
「起業できる実力を本当に持っているか?」を証明するための時間だと捉えています。
今はまだ“道の途中”ではありますが、だからこそ、この記事を読んでくださった方の中に、
少しでも同じような思いや悩みを抱えている方がいれば、なにかヒントを届けられたらうれしいです。
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