With コロナ時代の台湾の出勤とオフィスの役割を改めて考える

With コロナ時代の台湾の出勤とオフィスの役割を改めて考える

こんにちは、台湾でウェブマーケティングのサービスを提供する applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

applemint では2022年8月に新しいオフィスへの引っ越しを考えています。コロナウイルスが流行し、リモートワークが主流だった1-2年前は、「そもそもオフィスなんていらなくないか?」という言葉があちこちで聞こえました。僕もその当時オフィスの存在意義に疑問を投げかけていた一人です。Facebook や Twitter は未だに一部の業務でフルリモートを OK としています。

しかしその後コロナウイルスが落ち着くと Google や Apple は出勤とリモートワークの両方を取り入れたハイブリッドモデルを採用しました。テスラに関しては代表者のイーロン・マスク氏は社員に対して原則として出勤する事を命じました。

もう何が正解かわかりません。

台湾に関してはコロナが一時的に拡大した、2021年の5月と2022年の4-5月にフルリモートをや一部リモートを導入する企業が増えました。しかし、2022年6月現在では一部の企業を除いて人々は当たり前のように出勤をしています。というか台湾ではリモートワークは日本ほど普及しないと個人的に思っています😂

applemint はどうするかというと、今より少し広めのオフィスに引っ越そうと考えています。要するに、僕らは通勤を継続しようと考えいるという事です。リモートワーク推進派からするとアホと思うでしょうし、通勤を支持する人からすると Good job! って感じでしょう。

でも僕らはただ出勤を継続しようと決めたわけではありません。きちんとオフィスで働くことの意義を考え、通勤とリモートワークのハイブリッドモデルにしています。僕はオフィスの意義を考えた過程でオフィスの歴史について調べ色々とわかった事がありました。

今日のこのブログでは、そんな僕の発見をみなさんに共有できればと思います。

変わりゆくオフィスの役割

オフィスの歴史を調べると、どうやら産業革命の時に今の『オフィスで働く』という概念が出来たようです。その当時のオフィスは学校の教室みたいに机が並び、みんな一方向を向いて作業をしていました。理由は監視と生産性アップのためです。

学校のように一列に机と椅子が並べてあれば教師は寝ている生徒やさぼっている生徒を見分けることが容易にできます。そんな感じで当時の方は社員を監視していたのでしょう。

その後このやり方では働きにくいと従業員から不満が出たため、会社は個人を尊重するためオフィス内に従業員一人一人の個室を作りました。しかしこのやり方だと集中できる空間が確保される反面、スペースを無駄に使い、1スペースあたりの生産性が減ったので個室は徐々になくなりました。

leo (佐藤峻)

個室でサボっていた従業員も必ずいたと思います😂

その後世界大戦以降は、会社内で従業員同士がコミュニケーションを取る必要性が増えました。これは人種の多様化や仕事内容の変化によるものと思われます。

以前のように社員の席の間に仕切りがあるとコミュニケーションがしづらいのでオフィスは仕切りを失くして交流を促しつつ、プライバシーな空間を確保するため会議室や個室を作りました。これが今の現在のオフィスの原型です。

つまり今オフィスに人が集まる理由とは、元を辿るとコミュニケーションを取りやすくするためだという事です。つまり戦後から今に至るまでのオフィスの存在意義とはコミュニケーションを取るためという事になります。

それが興味深い事にコロナウイルスが拡大すると、コミュニケーションをしない方がいい事となりました。コミュニケーションをすると飛沫感染のリスクが増えるからです。また、Wired JP は以前オープンスペースのオフィスでは生産性が下がることを指摘しています。

オフィスが「オープン」な設計だと、生産性が低下する──企業での実験の詳細と、そこから見えてきたこと

オフィス勤務で効率や生産性は求めてはいけないのでは?

昔から現代に至るまでのオフィスの役割を調べた結果、僕が辿り着いた結論はオフィスに効率や生産性を過度に求めてはいけない、という事です。僕はオフィスに出勤する理由はコミュニケーションと社会的な絆の構築だと思っています。 ただしオフィスの定義は人それぞれだと思っています。大事なのは定義をした上でそれをスタッフに伝えることではないでしょうか?

大量に物を生産しなければいけなかった産業革命の時代、人々は工場に行かなければ仕事ができませんでした。また工場を経営する人も人々が一ヶ所に集まれば監視がしやすく生産性がアップしました。

しかし現代は技術の発達により、オフィスに行かずとも生産性は維持できます。メーカー勤務でない限り、人々はどこか特定の工場に行く必要性もないでしょう。むしろ、オフィスより家で仕事した方が集中できるという人は多いと思います。

「オフィスに来ないとみんな集中して仕事をしない」と考える経営者の意見にはちょっと賛同できません。なぜなら僕自身、リモートワークの時の方が自分の仕事の効率が良いからと考えているからです。

だからこそオフィスの在り方を改めて考える必要性があると思うのです。僕らはオフィスの在り方を再度考えた結果、オフィスはコミュニケーションをする場所と定義する事にしました。もちろんスタッフがオフィスに来るからには集中して仕事をする事も求めますが、過度に集中できる環境を提供するつもりはないです。それなら家で仕事をしろって結論になるからです。

オフィスの役割と矛盾した空間の設計

オフィスの在り方や定義は会社それぞれです。大事なのは折角定義したオフィスのあり方から脱した行動をとってしまう事です。例えば僕らはオフィスをコミュニケーションをする場所と定義しました。

leo (佐藤峻)

だからと言ってずっとおしゃべりしているわけではないですが…

そんなオフィスでコロナ感染拡大を抑えるために話すな!とルールを作ったらどうでしょうか?それならリモートでいいですよね?或いは全社員のデスクをパーティションで区切るような内装も僕らの定義するオフィスの在り方とは反しています。コミュニケーションが目的のオフィスなら、集中スペースや個室もそんなに必要ないでしょう。

コロナウイルスで今まで当たり前のようにしていた出勤が見直されました。僕もコロナウイルスの拡大を受けて、改めて出勤の意味を見直しました。みなさんはいかがでしょうか?

このブログをご覧になった方はもう一度出勤やいつも当たり前にしている行動に対して疑問を抱き、目的を明確化してみてはいかがでしょうか?

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Leo Sato 佐藤峻

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