【台湾の県人会ってどんな所?】リアルな体験談をシェア!

【台湾の県人会ってどんな所?】リアルな体験談をシェア!

こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤(@slamdunk772) です!

今日は台湾に来たばかりで誰も知り合いがいないような方のために、台湾の県人会について僕の体験談をお伝えしたいと思います。

台湾に来たばかりの方の中には、知り合いがほとんどいないという方も少なくないと思います。そんな方がビジネスの知り合いや、お友達を作ろうとした場合、よく参加されるのが県人会です。

僕も起業したばかりの頃は、人脈ゼロだったので県人会に参加しました。

そして….

何が起きたかは後ほどご説明しますが、正直僕には個人的に少し合わないなーと思った点がありました。

leo (佐藤峻)

*あくまで個人的な意見であり、台湾にいる日本人の意見を代弁するものではありません。

あらかじめ断っておきますが、僕はこのブログを通して県人会の方を敵に回したいわけではありません。県人会を主催している方々の大半は、ボランティアで毎度県人会を主催していて本当に尊敬します。

なのでこのブログは県人会を批判するものではなく、あくまで僕個人が県人会に参加して思った事を述べます。

今後台湾で県人会へ参加したいと思われている方は、僕の体験談を通して何か参考になればと思っています。

また、もしも県人会を主催している方がこのブログに辿り着きましたら、それはそれで何らかの参考にしていただければと思います。

県人会はビジネスを何か発展させるような場所ではない

business1312 in 【台湾の県人会ってどんな所?】リアルな体験談をシェア!

まず結論としてお伝えしたいのは、県人会は恐らくビジネスを何か広げようと思っている方には向いていないということです。

僕が県人会に参加して思った県人会とは、お友達や知り合い、台湾で活躍をされている他の日本人と日本語で話す場です。

少なくとも僕はそのように感じました。

僕が参加した県人会では、某レストランで丸い食卓に8人ぐらいが座り、2時間ぐらいお食事とおしゃべりをするというものでした。

8人ぐらい座ると言っても、全員と話せる事はなく、話せる方はせいぜい両隣の方と、その更に隣の方々数名です。

その隣の方々がたまたま皆さんのビジネスに興味を持っていたらそれはそれで素晴らしいと思いますが、そんな事は大抵なく、こう言うのもあれですが、ほとんどの場合は名刺を一度交換して2度と会わない感じになります。

leo (佐藤峻)

県人会にもう一度行けば名刺を交換した人と会えるでしょう。

その理由はなぜかと言うと、冒頭でもお伝えした通り、県人会はビジネスを発展させる場ではないからです(僕個人の意見です)。

残念ながら県人会に参加しようと思う方の中には、僕みたいにビジネスを発展させようとしている人もいると思います。

運良く県人会でビジネスを発展させられる人もいると思いますが、僕は2-3回参加し、2-3回ともビジネス面では大した成果を上げられませんでした。

参加者の年齢

次に参加者の年齢層についてお伝えします。僕が参加した県人会に限定してお話をすると、参加者は比較的高齢者だった印象を受けました。

なぜ参加者は高齢者になりがちかと言うと、前章でお話したことが関係していると思います。

例えば僕や40代ぐらいの方が県人会に参加する場合、多くの人の目的はビジネスの話や人脈形成です。

しかしながら、県人会はビジネス交流を促すようなものではないため、30-40代のビジネスマンは一度行った後に、中々リピートしないと思っています。

では、どういう人がリピートするかというと、ビジネス云々よりも純粋に交流やおしゃべりをしたい方々に限られてくると思います。

駐在員やビジネスマンの方々は中々忙しい毎日を過ごしているため、ビジネスのベネフィットが感じられない集まりはコスパが悪いと感じる可能性が高いです。

その結果、県人会に集まるのは比較的に時間に余裕があるシニア層の方に限られてくるかなーと思っています。

そうしてシニア層が県人会のマジョリティになると、県人会を主催する人もどうしてもシニア層の方が好む催し物を企画します。

すると、新規で参加する若年層が中々定着せずに、シニア層が更にリピートするという流れになっているのが現在の県人会ではないかと僕は思っています。

leo (佐藤峻)

人口が比較的に多い都道府県の県人会は若年層もシニア層も混じった会になる可能性があるので、そちらでは色んな人に出会えるかもしれません。

県人会で得られるものとは?

では、県人会で得られるものは何か?最後に簡単に僕が思う県人会で得られるものについてお話をしたいと思います。

正直得られるものは参加した人の価値観次第かと思いますが、僕が思う県人会で得られるベネフィットは、台湾で他の日本人の方がいるという安心感かなと思います。

台湾に来た日本人の駐在員の中には、会社内にほとんど日本人がいないという方もいると思います。そういう方は県人会に来て日本語を話せると嬉しいものです。

ただし繰り返しになりますが、県人会にビジネスの何かを期待するのは、ちょっと違うかなと思っています。ビジネスの人脈などを期待して参加すると、期待を裏切る結果になる可能性が高いでしょう。

そもそも人がお金を払ってビジネスをお願いする時、皆さんは何を基準にお願いするでしょうか?少なくとも同じ都道府県出身という単純な理由でビジネスをお願いする人はいないのではないでしょうか?

僕は相手が同じ都道府県だろうと、同じ中学・高校だろうと、それだけが理由でビジネスをお願いするつもりは全くありません。多くの人もそうだと思います。

なので、台湾に来てまだ日が浅い方がビジネスのコネクション的なものを求める場合、県人会ではなく在台日系企業が主催しているセミナーやワークショップ、集まりに参加するのがベストだと思います。

僕も applemint lab を通して台湾のビジネスに携わる方々の中で同じ志を持つような方々を繋げることができればと思っています。

また県人会と言っても色んな種類がありますし、それぞれ参加ハードルはびっくりするぐらい緩いので、色んな所に参加したらちょっとは状況が違うかもしれません。

そのほかに、僕は知りませんが台湾(主に台北)には本当に色んな会があるらしいので、単純に週末暇を持て余している方や飲み友達が欲しいという方は、県人会よりも他の色んな会に参加してみてはいかがでしょうか?

以上applemint 代表佐藤から僕の県人会の体験談でした!

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Leo Sato 佐藤峻

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