【大公開】台湾オフライン特売会の効果

【大公開】台湾オフライン特売会の効果

こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤(@slamdunk772) です!

今日は台湾で、オフラインの特売会をしたら〇〇だったよ!というお話をしたいと思います。最近 (2023年) になって、オンラインだけで販売するのではなく、オフラインで販売する事に興味を持っている企業が増えています。

例えば日本の通販企業さんは、従来はオンラインだけでの販売でしたが、台湾に限って言うと、オンラインだけで販売していくには圧倒的に定期購入する人が少ないので、小売店への販売を強化している企業さんが出てきています。

台湾におけるオンラインでの販売は結構シビアです。経験上、ブランドの認知度があればそこそこ売れますが、認知度は急に作れるものではありませんし、認知は上がったり下がったりします。

僕らのお客さんでもオンラインでの販売に苦戦している企業があり、今回起爆剤としてオフラインで特売会を開こうという事になりました。

2023年の9月末に特売会を開くことを決めてから1ヶ月という急ピッチで会場の手配や、備品の手配、集客の手配をしました。その効果….

今日のこのブログでは、そんな特売会を行なってわかった事をみなさんにお伝えしたいと思います!台湾でオンラインの売上UPに苦戦している企業は必見です!

急に決まった特売会

会場1312 in 【大公開】台湾オフライン特売会の効果

まずは特売会が決まった経緯をお伝えします。

きっかけは、2023年夏頃に僕らのお客さんが数年ぶりに自社商品の特売会を行い、旧モデルなどを特価で販売した結果、かなり繁盛した事です。

この時の様子を見た僕は、それこそ企業の過剰在庫品や旧モデルを販売している YourTrade さんも出来る!と思い、「特売会すごかったですよ!」と担当者に伝えました。

そこから実際に特売会を行うまで少しばかり時間がかかりましたが、やると決めてからは開催までスピーディーに動きました(3-4週間ぐらい)😬

彼らも最初は悩んだようで、「自分たちがやっても大丈夫なのか?」という疑念はずっとあったみたいです。僕らのお客さんがうまくいったから YourTrade さんもうまく行くとは限りませんし、 YourTrade さんはスタートアップで潤沢に資金があるわけではありません。僕が同じ立場でも相当悩んだと思います(むしろビビってやらなかったかも…😅)

色々考えた結果、最初に僕らが連絡をしてから1ヶ月後にやる事が決まり、そこから1ヶ月ぐらいかけて突貫工事のような感じでめちゃくちゃ忙しく動き回りました。

場所はどうしたか?

会場1312 2 in 【大公開】台湾オフライン特売会の効果

特売会を開く上で、場所はとても重要です。開催まで3-4週間しかないというスケジュールで動いた事もあり、場所は僕らのお客さんと同じ所にする事にしました。

台北市松山區光復北路11巷33號

その他の場所も視察はしましたが、過去に特売会が成功した所でやるのが一番成功確率が高いと判断し場所を決めました。もっと時間があれば違う場所もあり得たと思いますが、今回まずはやってみたことで沢山のことが見えました。なので、とりあえず開催出来ただけでも収穫が大きかったです。

よく日系企業さんはあーだこーだ理由をつけて、何事も新しい事を “やらない” と選択する場合が多々あります。僕でさえ限られた資金でとりあえず色々やっているのに、毎年何億円も売り上げているような企業が、数十万円の費用でやらない事を決断するのを見ると、「とりあえずやってみればいいのに」って思います..

「まずはやってみなはれ」のような精神はどんどん希薄化しているのかもしれません…

それはともかく、場所選びは単純に過去の知見を活かし、以前うまくいった場所にしました。

備品や家賃など

振り返ると意外に大変だったのが、備品の手配です。今回は偶然にもうちのスタッフが以前イベントをちょくちょく開催した経験があり、備品を貸してくれる会社を知っていたので助かりました。彼女がいなかったら結構やばかったと思います。

彼女のおかげで当日の決済の道具や、商品を置く棚、テーブルなど全て設置することができました。備品の手配のお金は忘れましたが、通常は数週間単位で貸し出す事がわかりました。残念ながら今回の特売会は3日で終わったたため、ある意味少し割に合わなかったとも言えるでしょう。

家賃は2日間で7万元でした。思ったより高いと思いますが、広さはそれなりにありました。

会場1312 1 in 【大公開】台湾オフライン特売会の効果

驚いたのがスペースの借り方で、7万元の家賃とは別に、なぜか保証金として20万元を前払いする必要がありました。

7万元の家賃に対して20万元の保証金って…何ですか…苦笑

この保証金に関してはイベント終了後に運営会社からチェックを渡され、僕らはそのチェックを持って銀行で換金する必要がありました。

その後イベントは無事終了したのですが、撤収後、20万元の保証金の返金を運営会社に要求したら、「床の〇〇部分が以前より汚い!」と言われ、翌日わざわざスタッフを一名派遣して床を拭きました… (ちょっとしたイチャモンでしたね)

無事20万元のチェックをもらいましたが、その後銀行に行って換金しようとしたら、チェックに印鑑がないと換金できないと言われ、なんかこういうの台湾あるあるだなーと思いました😅 (お金問題が絶対に発生する…)

最終的に20万元は換金できたものの、何かとストレスのかかる思いをしました😅

集客

最後に集客についてお話をします。

今回集客はデジタル広告とビラ配りを行いました。結論から言うと、ビラ配りが一番効果があったと思います。僕はイベント2日目に近所の市場で2-3時間ビラ配りをしたのですが、聞いた話によるとその後ビラを持って訪れた人が結構いたそうです。

ビラ配り1312 in 【大公開】台湾オフライン特売会の効果

実際、僕が市場でビラを配っていると多くの人が興味を示してくれました。知名度がある企業が特売会をする場合、デジタル広告で問題ないかもしれませんが、そうでない企業はビラ配りのような地道な方法がいいと思いました。

次回は、もっと戦略的にビラ配りをしたいなーなんて思っています。

次回は、特売会付近の銀行、スーパー、郵便局など近所の人が集まる場所で徹底的にビラ配りをしたいと思っています。

ちなみに、当日のアルバイトスタッフは意外にもすぐに見つかりました。台湾でアルバイトを探すのは難しいのかなーとか勝手に思っていたのですが、どうやらサイトがあるらしく、アルバイトは思った以上に手配が簡単なんだなーと思いました。

ちなみに正社員は日本同様探すのが難しいです😭

まとめると、特売会は課題は出たもののそれなりに売れました。売っているものは同じなのに、オンラインよりもオフラインで売れるというケースがある事を改めて目撃しました。

また、今回の一件でオフラインでイベントを行う自信もつけました。

今後こうした特売会に興味がある方はいつでもご連絡ください!お問合せはコチラから

以上 applemint 代表佐藤からでした!

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Leo Sato 佐藤峻

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