【超速報】塩田千春展:魂がふるえるin台北美術館

【超速報】塩田千春展:魂がふるえるin台北美術館

こんにちは、台湾でウェブマーケティングのサービスを提供する applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

2019年森美術館で大反響だった『塩田千春展:魂がふるえる』が2年越しで台北にやってきました。元々2020年の後半に展示を予定していたのが、延期されて2021年の5月1日開幕となりました。

その展示会に早速5/1 (初日!) に行ってきました!ということで早速展示会のレポートをしたいと思います!Google で検索した限りはおそらく僕が最速でレポートしていると思います!(僕じゃなかったらすいません)

このブログでは当日の様子やインスタレーションの様子を一部ご紹介します!見せすぎるとネタバレして面白くないので全ては控えますが、一瞬でもネタバレが嫌な方はここで読むのをお止め下さい。

結論から言うと、この展示会は台北にいる人だったら必ず見るべきだと思います。

『塩田千春展:魂がふるえる』って何?

期間:2021年5月1日-2021年8月29日
場所:台北市立美術館
住所:10461臺北市中山區中山北路三段181號
開館時間:月曜日休み、火曜日-日曜日:9:30-17:30 (土曜日は 9:30-20:30)
※開館時間は変わる可能性あり

わからない人のためにこの展示会を説明すると、『塩田千春展:魂がふるえる』は 2019年に森美術館で6月20日から10月27日まで行われ、66万人を動員した展示会です。参考記事によるとこの動員数はジェフ・クーンズの「ハピネス:アートにみる幸福への鍵 モネ、若冲、そしてジェフ・クーンズへ」(2003〜04年)の73万985人に次ぐ、同館歴代2位だそうです。

参考:森美術館「塩田千春展」、66万6271人の入場者数を記録。同館歴代2位

ちなみにジェフ・クーンズは現代アート4天王の一人とも言われる超有名アーティストで風船うさぎが有名です。

unsplash より

そんな展示会が台北にやって来ました。展示内容の解説は専門家の方々に任せるとして、とりあえず僕は行ってきた様子や感想を述べたいと思います。

ちなみに現代美術は何も調べずに行くと、何が何だかよくわからない感じになります。僕は個人的に必ず予習する事を勧めます。今回の展示に関しては新しい作品は何もありません。過去のインスタレーションが台北で開催されただけなので、過去の作品の解説はいくらでもググれます。

作品の意図や思いを確認した上で作品を見ると感情移入がしやすく、アートを面白く見れると僕は思っています。

5/1 (初日) 朝9:40に到着

朝型な僕は絶対に朝一で見てやろうと思い、9:40に入場しました。結果的にこれは大正解だったと思っています。その後10:50分頃に美術館を後にしましたが、かなりの人が並んでました。初日ということもあったと思いますが、今後も減る保証はないので、平日や人の少ない時間に行くといいと思います(行ける人は!)

ここで一点注意点をお伝えします。必ずID を持っていってください。居留証がない方は恐らくパスポートでも大丈夫かとは思います。居留証を持っている方は、居留証を忘れずに持っていきましょう!

エントランスで居留証にあるバーコードをスキャンされます。2021年5月1日現在、台湾ではコロナウイルスの感染者が出たニュースもあり、人の流れを追跡する動きが厳しくなっているのでご注意ください!

エントランスにて:IDをチェックする人

ちなみに台北市立美術館は入場料がとても安い事で有名なのですが、今回の展示会も例外なく安かったです!なんと30元!(約120円!)意味わからなくないですか!! (価格は右下)

森美術館は大人1800円する展示会が120円というとんでもない価格が破壊が起きているわけですが、普段から会社代表として多くの税金を納めているので、これぐらいの福利は当然と思った僕です。

いざ入ってみる

入るとまずは、《どこへ向かって》という作品のインスタレーションがあります。

白い部分は船を表しています。塩田千春氏が子供の頃、大阪から祖父母がいる高知に向かう際に乗っていたフェリーがインスピレーションになっているそうです。

その後1枚の大きな壁が来場者を出迎えます。来場者の多くはここで写真を取っていました。この壁がある事で中の様子が遮られ、後ろに回るまで何があるのかわからないドキドキを感じました。いい演出だなーと思いました。

壁の後ろに回り中に入ろうとすると、その前に注意書きがあります。フラッシュをたかない、動画は1分以上とらない、作品に触れないなどのルールがあります。とりあえずフラッシュをたかずに通常通り写真を撮れば問題ないです。

この注意書きを少し過ぎると目に飛び込んでくるのが、《手の中に》という作品です。手の中にある複雑に絡んだオブジェが魂を表しているっぽいのですが、その魂のディテールがすごかったです。

圧巻の空間

いよいよ中に入っていくとまずは彼女の過去のインスタレーションの写真が展示されてました。印象的だったのは塩田千春氏が若い頃、初めてドイツに行った際、何をどう表現したらいいかわからず、結果自分自身で泥水を浴びて自分の苦悩を表現した泥水をひたすら浴びる動画です。

心が打たれるというか、久しぶりに美術館に行って動画を見入ってる自分がいました。

その後も写真の展示が続きどんどん奥に進むと、ふと右に赤い空間が見えました。遠くからでも圧倒的なインスタレーションでしたが、実際に中に入るともっと圧倒されました。

空間の中に足を踏み入れた瞬間にビビったのは、直島にある地中美術館のジェームズ・タレルの作品以来だと思います(ジェームズ・タレルがわからない人はすみません!僕が好きなアーティストです!)

赤い糸で生死を表現しているのかとにかく圧巻でした。天井から赤い糸が複雑に絡んでいるのですが、このディテールがすごい。ちなみに塩田千春さんは綿の糸を好んで使うらしいのですが、その理由は綿の糸が単体では脆いが集まると丈夫でなんだかその特徴が生死を表しているからだそうです。

写真ではただ赤いだけの空間なのですが、この空間は是非一回体験するべきだと思いました。

その他

この他にもいくつもの展示があります。彼女がドイツで窓を見て着想を得た作品やドレスをモチーフにした作品など展示されています。いずれも森美術館で展示されていた内容とほぼ一緒かと思います。

この他スーツケースをテーマにした作品も非常に興味深いものでした。この日は本当に満たされました。

僕は正直ここまで圧倒された展示会を台湾で見たことはありません。もちろん過去に色んなすごいアーティストの展示があったことは知っていますが、コロナ渦で人や作品の移動が限られる中、このレベルの展示会を台湾で見れたことは本当に幸運だと思っています。

展示期間中に台北にいる方は是非見に行くことをお勧めします。というか森美術館の10分の1の以下の価格で値段でこんなすごい展示は見れません!(2019年に台北市立美術館で行われた池田亮司展も120円で意味がわかりませんでした…笑)

みなさんお早めに!以上 applemint 代表佐藤からの最速のレポートでした!

帰り際午前11時頃の様子

公式HP:塩田千春:顫動的靈魂(中国語)

見る前に参考にした記事:塩田千春窓に滲む生活感や匂いが作品に力を与える

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Leo Sato 佐藤峻

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