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台北の超おしゃれギャラリー「朋丁」の支配人に台北のギャラリーやシーンに関する10の質問をぶつける!

台北の超おしゃれギャラリー「朋丁」の支配人に台北のギャラリーやシーンに関する10の質問をぶつける!

こんにちは applemint 代表の佐藤です。
突然ですが台北のアートシーンやギャラリーのことに詳しい日本人の方ってどれくらいいるでしょうか?おそらくそんなにいないですよね?

ネットで台北のギャラリーや美術館、アート関連の情報を探そうと思っても少ないと感じました。そこで今回は日本の雑誌によく取り上げられる台北の中山地区にある超おしゃれギャラリー「朋丁」にお伺いし、責任者のイチョウさんに朋丁に関する10の質問をぶつけてみました!

ちなみに朋丁をご存知でない方のために以前下記ブログで朋丁を紹介しています。是非併せてご覧ください!

関連記事:【台北中山地区おしゃれギャラリー/スポット】「朋丁」

回答者:陳依秋(チン・イチョウ)
アート雑誌《NOT TODAY》の共同出版者(創業者)及びギャラリー朋丁の共同創業者。ジャーナリストとしての経験を生かし現代の生活や食生活の移り変わりに着目。インタビューや執筆活動を通して現代社会におけるアートの立ち位置を絶えず模索中。

質問をする側:佐藤峻(applemint代表)
台湾でデジタル・マーケティングの会社の代表を務める日本人。

朋丁という名前、そして場所の理由

今回はお忙しい中インタビューに対応いただきありがとうございます!
朋丁(ポンディン)という非常にかわいい名前が付いていますが名前の由来はありますか?

朋丁

お店をオープンするにあたって物件を探していたのですがその時、今の物件を見つけました。一目見てこの歴史のある建物と空間の構造と屋上に惹かれました。その後ここの物件に決めたすぐ後に台風がやって来て、屋上に行くと水たまりがあってその時に溜まり水=ponding という名前を考え、その後 ponding を pon ding のように2文字に分け、漢字で『朋丁』としました。朋丁には水たまりのようにいつ何時柔軟に変化し、自由に人が行き来して色んな可能性にあふれる空間にしたいという思いがあります。

中山という場所にギャラリーを選んだ理由はありますか?それともたまたま予算内でいい場所だったからとかでしょうか(笑)?

朋丁

この物件をネットで見た時に既に気に入っていました(笑)各フロアが四角い空間で窓が外側に面していたため明るい光が差し込み、天井部分は吹き抜けになっていて建物は古くて歴史があるのになんだかすごいモダンなところが気に入りました!なのでこの場所が良かったというより物件が良かったためここになりました。でも初めは経営がなかなかうまくいきませんでした。このギャラリーは台北駅、中山駅、善導寺の中間というものすごくいい立地にあるのですが人の流れがあまりないためです。その後この場所は歴史があって独特な雰囲気があることを知り、隠れ家的な雰囲気も手伝ってギャラリーもこの地区に溶け込んでいきました。

ギャラリーの内装に関して

フロアが3つあってそれぞれのフロアで目的が違って非常に素敵です。もともと3フロア借りるつもりでしたか?それぞれのフロアにどの様な思いがあるのでしょうか?

朋丁

一階は出版物、雑誌、雑貨やアート関連のグッズ、写真集などを売っています。二階は時としてコーヒーを店内で飲むスペースだったり、朋丁が厳選したグッズが売られたり、期間限定のショップを開いたり、不定期に講座を開いたり多目的なスペースになっています。3階はギャラリー専門スペースで国内外の新進気鋭のアーティスト/写真家/デザイナーによる展覧会を開いています。

ギャラリー内のインテリアや内装が非常に落ち着いていて素敵なのですがそれぞれのフロアで内装や色にはどんなことを意識しましたか?

朋丁

店内は壁を白で統一し、家具は木質なものを中心に揃えています。白、黒、灰色、茶色といった基本色を用いることで書籍やアート作品を際立たせようと心がけました。店内に展示されている作品は様々な観点からとても深い作品であり、色を使いすぎるとアート作品に向けられるべき焦点がブレてしまうためシンプルな色使いにしています。

1階や2階にある雑貨に非常にセンスを感じますが選ぶときのポイントはありますか?

朋丁

朋丁が選んだ雑貨は国内外のアーティストの作品や独立した個人のブランドのものが多いです。それらを選んでいるポイントですが雑貨の多くは実際に自分たちで購入してみんなに共有したいものや他では購入できないようなものを意識しておいています。

展示作品について・今後の展望

朋丁ではどのようにして展示作品・アーティストを選んでいますか?また、展示するときに気をつけていることや工夫を一例お話しいただければ幸いです

朋丁

展示アーティストは大体主観的に選んでいます。まずは作品を理解し、アーティストが伝えようとしている概念に共感できるか、作品が朋丁の空間に展示された時に空間と調和するか考えます。そのため、毎度展覧会前はアーティストと絶えずコミュニケーションを重ね、どうやったらアーティストの理念がもっとクリアに伝わり、尚且つ観に来る人にとって興味深いものになるか一緒に企画します。また、どうやったら朋丁という場を通して人が集まりコラボする機会が出来るか考えています。例えば2018年3月に行なった香港のアーティストNiko Leung による『透明未来 Future is Transparency』では日本の有田焼の陶器と台灣春池玻璃(台湾のガラスメーカー)がコラボした作品を展示しました。この展示では展示期間中アーティストと一緒に食べ物をテーマにした企画を考え、朋丁と長年の付き合いがあるケーキ屋の菓實日、漬物屋の胭脂食品社、そしてアイスクリーム/雑貨屋の心地日常に協力をいただき、アーティストが作った陶器を使って実際に食事体験をしてもらうことで食事と器の親密な関係を感じてもらう企画を行いました。

今後朋丁ではどんなことを予定していますか?これから来る人にはどんなメッセージを伝えたいですか?

朋丁

現時点で考えていることはデザイナーとコラボして朋丁のオリジナル商品を出すことです。朋丁はいろんな人が来て対話をするような流動的な空間です。今後は色んな業種の色んな人が来てもっと面白いアイデアが出ると面白いです!

台北のアートシーンに期待すること・イチョウさんおすすめギャラリー

台北のアートシーンに期待すること、あるいは改善してほしいことはありますか?

朋丁

台北というより中山区の話になりますが朋丁が位置する場所は中山区の中でもどちらかというと人の流れがあまりなくそんなに注目される場所ではありませんでした。しかし今この辺でいろんな面白いお店ができてきています。元々この地区は歴史が非常に古く、朋丁の近隣住民の多くは2-3世代ここに住んでいるような人たちが多いです。そんな歴史ある場所に新しいお店ができることで面白いことが始まりそうで楽しみです。また、新しくできたお店と朋丁で何か面白いことができればと期待しています。

台北でオススメのギャラリーやお店などあれば教えてください!

朋丁

中山地区になりますが「荒花書店」、「溫事」、「Bambino Village」、「61Note」あたりがおしゃれで面白いと思います!

イチョウさんありがとうございました!

yiqiu
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