【台湾進出者必見】台湾ビジネス注意点6選

【台湾進出者必見】台湾ビジネス注意点6選

こんにちは、台湾でウェブマーケティングのサービスを提供する applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

さて今回は台湾と日本の商習慣についてお話をしようと思います。というのもこの前打ち合わせで台湾進出を検討されている日本人の方から、「台湾で気をつけないといけない商習慣ってありますか?」と質問が来たためです。

人それぞれ意見はあると思いますが、このブログでは僕の個人的な日本と台湾の商習慣の違いを述べたいと思います。台湾に進出する方は今からご紹介する台湾の商習慣を頭の片隅に置いておけば結構助かると思います。

その1. 値切り文化

台湾の値切り文化

台湾の会社の方にお見積もりを出すとほぼ必ず値切られます。MBA にいた時、多くの学生に「台湾人は値切るから」まずは高めに見積もれと言われました。

僕はこれが大嫌いです。だって値切りの交渉に付き合う時間無駄じゃないですか?

なので、僕はいつも普通に見積もっているのですが、台湾企業は大体いつも値切ります。ただし、ごく稀に値切らない台湾の人がいます。このような人は Giver です。

何はともあれ、台湾の企業はよっぽど低い金額でない限りは基本的に値切ります。

その2. ちくり文化

台湾の従業員の方は労働局にチクるのが大好きです。というか台湾はチクりやすい環境がそろっていると思います。

労働環境が少しでも悪いとチクるための専門の窓口があって、相談を受けた労働局の職員は割と早く動きます。具体的には、チクられた会社は労働局の職員がすぐに会社に立ち入ります。

そして、労働法に触れるようなことをしていたら会社名がオンライン上で公開されます。

台湾の労働局のサイト
ウェブサイト:https://announcement.mol.gov.tw/

経営者側に緊張感が生まれるので僕は個人的にすごくいいシステムだなと思っています。ただこんなこと言ってられるのもまだチクられていない今のうちですが…

日本だと労働局とかに労働環境を問い合わせても軽くあしらわれます。僕は日本にいた時、前の会社が少しブラックでした。会社と僕の間で結ばれた契約内容がブラックだったことが発覚し、労働相談室みたいなのに電話しましたが、なんのアクションもありませんでした。

台湾では残業代や休憩、社内ガバナンスにはくれぐれもお気をつけください。本当にバンバンチクられます。

その3. 支払いにルーズ

支払いにルーズ

このブログ以外でも書いてますが、仮に今まで台湾の会社10社と取引をしたとしたら、9社は期日通りに支払いません(苦笑)

メールをするとほとんどの場合「忘れてた」という返事が来ます。いやいや、人に支払うの忘れる?アップルストア行ってiPhone 買うとき、代金支払い忘れますか?

台湾では支払いを踏み倒す会社が結構いるみたいなので注意しましょう。
うちは今の所踏み倒した会社は1社のみです。注文書を発行したら必ずサインをしてもらうようにしましょう!台湾では署名が結構強い意味を持ちます。

サインさえあれば基本的に支払い義務が発生します。

その4. 提供資料は結構デタラメが多い

台湾では商業施設のデベロッパーや大家さんが出すお店の見取り図や図面が実際の店舗と違う場合が多々あります。実際に工事を始めたら図面にはない空き空間がいっぱい出て来たという話はよく聞きます。

従って台湾で店舗ビジネスを展開する場合、遠隔でビジネスを進めるのはかなりオススメしません。意地でも台湾に来て、必ず自分の目で出店する場所を見るべきです。

その5. 見えるとこは綺麗に、見えないところは手を抜く

台湾でお店を出したことがある人が皆口を揃えていうことがあります。

「台湾の内装業者に仕事を頼むと配線が適当….」

台湾の業者は店内の壁、家具等見えるところは非常に頑張るそうなのですが、見えない壁の後ろの配線や天井の配線はめちゃくちゃ手を抜くらしいです。

最初の配線をめちゃくちゃにされると、後々リフォームをする時に配線を1から組み直す必要性が生じ、余計な費用がかかる場合が多々あるようです。

僕の知り合いは数年前に導入した冷房の配線がめちゃくちゃで、壊れた後の修理代が新品よりも高かったそうです。じゃー新品を入れ直せって話になるかもしれませんが、あまりに配線がぐちゃぐちゃで、新品を入れなおすには大幅な改修が必要になるとのことで諦めたとか…

その6. 2年後の家賃の値上げ

台湾ではお店の大家さんと家賃の契約をする時、大抵2年契約を結びます。2年経ったら契約を更新します。日本だと契約を更新する際、長期的な契約をすることを前提に大家さんがディスカウントに応じる場合があるようです。

台湾は容赦しないようです(苦笑)

台湾では通常家賃契約を更新する時、大家さんは家賃を上げます。しかもかなり上げる場合があります。お店が過去2年間で繁盛していた場合、大家さんはそれにつけ込んで家賃を上げる例があとを絶たないようです…

そのため、多くのお店は家賃の値上げに耐えられず移転を余儀なくされます。移転は本当にあり得るので、店舗を出した時点で覚悟をしておく必要があります。

台湾で店舗ビジネスを考えている方がいい大家さんと出会える事を願っています。

まとめ

台湾って最近は多くの日系飲食店が進出してますし、会社内でも優秀な社員はかなり流暢な日本語を話すため日本にいるみたいな感覚になってしまいます。しかしなんだかんだ言って台湾は外国です。

やっぱり台湾には台湾のビジネスの仕方があります。以下、台湾でビジネスをする上で気をつけたいことを最後にまとめます:

台湾ビジネス注意点

・労働環境やガバナンスは日本より注意する
・注文書は必ずサインをさせる
・店舗は必ず自分の目で確認する
・見えない配線も確認する
・家賃の契約を有利に勧めるため、現地の弁護士のアドバイスを求める

また、契約書や注文書への署名はかなり重要です。例え契約書を結んでいても署名があるのとないのとでは責任の所在が全然違うそうです。

台湾に進出する予定の方はお気をつけください!以上台湾からでした!

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Leo Sato 佐藤峻

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