台湾足裏マッサージの伝道師はアノ人!謎のルーツと実態に迫る

台湾足裏マッサージの伝道師はアノ人!謎のルーツと実態に迫る

みなさんこんにちは!applemintの津山です。

台湾といえばマッサージ天国のイメージがありますよね!そんな台湾マッサージの中でも特に人気なのが、手軽に受けられる「足裏マッサージ」です!私も、以前は週に1回、足裏マッサージに通っていました。

でも台湾の足裏マッサージって、なんで有名なのかご存知ですか?中国からの伝承?いえいえ、実は超・意外なルーツから来ていたんです!このブログでその驚きのルーツを教えちゃいます😄

ちなみに、台湾で足裏マッサージを受けた人の中で、だるそうに携帯をいじっている店員を見て、「この人たち大丈夫…?」と不安になった人っていませんか?あれも実は理由があります!

ということで今回は、大人気なのに知られていない台湾足裏マッサージの「超意外なルーツ」、そして「足裏マッサージ師の実態」について詳しく説明します!

台湾足裏マッサージに興味がある皆様、このブログを読めば、足裏マッサージをもっとエンジョイできること間違いなしです!

台湾足裏マッサージの概要とルーツ

足裏マッサージ

概要

台湾の足裏マッサージは「腳底按摩」と呼ばれます。いわゆる足の裏にある「ツボ」を的確に刺激して、体のさまざまな不調を改善する効果があると言われます。

値段は30分1,200円(300TWD)くらいから。この値段はここ20年くらいほとんど変わっていません。台湾には1,000店以上の足裏マッサージ店があり、6万人以上の人が足裏マッサージのお仕事をしているそうです。台湾の産業分類では「民間療法業」に分類されます。

ルーツ

実はこの「腳底按摩」、台湾で広めたのはなんと…「スイス人の神父さん」なんです。なんでスイス人!?と思いませんか?

ジョセフ神父
参考:TAIPEI NAVI 長濱天主堂(呉若石神父足部健康驛站)

このスイス人のジョセフ神父、実は1970年ごろキリスト教の布教活動で台湾の東部、台東に来ました。その時、布教活動をかねて、付近の住民に無料で施していたのが「腳底按摩」の始まりなんです! 

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中国でも日本でもなくスイス人とは意外すぎます…

ジョセフ神父が独学で生み出した「腳底按摩」は、ヨーロッパのフットリフレをベースに作られました。フットリフレも元々は東洋医学の技巧を取り入れており、東洋と西洋の技術がミックスして生まれた技術ということになります。

驚くべきことに「台湾足裏マッサージの父」と呼ばれるジョセフ神父は、21年7月現在もご健在だそうです!台北ナビでは、ちゃんとジョセフ神父のいる長浜天主堂が紹介されています。もし台湾に来るチャンスがあれば、台東旅行を兼ねて訪問してみてはどうでしょうか?

(参考リンク)

腳底按摩相關研究

民俗調理業管理規範

「政府民間合作,提升腳底按摩產業服務品質」說明

簡秀枝》吳若石神父 創造偏鄉工作機會展義行

台湾で足裏マッサージ店が増えた理由

ジョセフ神父が台東で始めた足裏マッサージ、なぜここまで台湾で人気が出たんでしょうか?その理由は3つあると考えています。

足裏マッサージが流行った3つの理由

1. お金がなく病院に行かれない人が多かったから
2. 台湾特有のマッサージ業界事情
3. 観光客の増加

一つ目はお金の問題です。台湾は1995年から全民健康保険制度になりましたが、それ以前は保険の加入率が50%程度と低く、病院にいくお金がない人もいました。

そんな中、1980年にジョセフ神父の足裏マッサージがテレビで取り上げられました。病院に行かずとも不調が改善すると話題になり、足裏マッサージが台湾全土に広まりました!

医療

二つ目は台湾のマッサージ事情です。台湾は医療行為の管理が厳しいので、日本のように保険適用と自費診療を組み合わせて整骨院で安くマッサージを受けるということができません。(ちなみに日本でも実はグレーゾーンです…)

台湾では体が痛い場合、病院のリハビリ科か民間のマッサージに行くしかなく、リハビリ科は電気治療や超音波が中心なので、「骨や筋に異常はないんだけど体をほぐしたい」という人には不向きです。

そこで台湾の人は民間のマッサージに行きます!足裏マッサージユーザーは1週間に1回のペースで行く人も多いらしく、日本の整骨院の代わりにお手頃なマッサージとしての地位を確立しました。

保険と実費

ちなみに、この台湾マッサージ事情に目をつけた弊社のクライアントでもあるカラダファクトリーさんは、「整体とマッサージの中間」という新しいマッサージ形態を台湾で広めています。

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新たなのマッサージの開祖として、台湾の歴史に名を刻む日が来るかもしれません!

三つ目は観光客の増加です。台湾の観光客はこの20年間右肩上がりで成長し続け、ついに2019年に1,100万人を突破しました。

この間、台湾の足裏マッサージは世界の旅行客から、「安い値段でいいマッサージが受けられる」ということで人気が高まり、今や1,000億円超の産業に成長しています。

台湾旅行

(参考リンク)

去年の訪台外客数は過去最高の延べ1,184万人、各国・地域からバランスよく成長

年創300億商機!臭腳ㄚ撐觀光經濟

台湾の全民健康保険制度、UHCの手本に

台湾の足裏マッサージ師の実態

マッサージ師

台湾の専門家のとある研究によると、台湾の足裏マッサージ師は、30~50代が多く、男性が7割で給与平均は大体12万円前後と言われています。(参考:腳底按摩相關研究

以前マッサージ師の友人から聞いた話では、マッサージ代のうち約3~4割がマッサージ師の手元に行くそうなので、30分1200円の足裏マッサージで得られる給与は多くても500円ということになります。

マックのハンバーガー

マックのバイト料みたいですね…

ちなみによく待合室でおしゃべりしたり携帯をいじっている人を見ますが、あれはマッサージ業界に限らず台湾のデフォルトなので諦めてください(笑)

つまり一般の足裏マッサージ師がもらえる給料はせいぜい時給で700~1,000円くらいなので、客がいない時までシャキッとしろというのは少し可哀想な気がしますよね…。

五百円

そして台湾マッサージ店では、個人LINEを通じた予約も結構な確率で認められています。

日本だと店舗を通さずに客を取り始めるリスクがあるので絶対NGの店が多いですが、台湾は個人LINEから予約をゲットしたら、なんと指名料加算までつきます!

このシステムなら、本人たちも個人LINEを通じた予約を増やそうとします。客ごと持ってかれて独立されるリスクもありますが、店舗より個人のLINEの方が登録してもらいやすく、結果多くのお客さんをキープできてwin-winなんですね!

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LINEをビジネスで活用する台湾ならではのやり方です

ちなみに私が過去に出会ったとあるチェーン店の人気マッサージ師は、個人ラインでもお役立ち情報や季節の挨拶を流して顧客の心をつかんでおり、いつも予約がいっぱいでした!

台湾でマッサージを受けるときの注意点

痛いなら痛いと言おう

痛い人

マッサージ師の実態のところで紹介した通り、台湾マッサージ師で一番多いのは男性かつ30~50代という一番力強い世代です。

日本人はマッサージに慣れておらず明らかに痛いのを我慢してしまう人も多いですが、痛いときは正直に「ハオトン(好痛)!」と言いましょう。別に台湾の人は全く気にしないので遠慮は不要です。

下調べはしっかりしよう

インスタ

フラッと入るのが旅の醍醐味…などと思っているそこのあなた、台湾足裏マッサージではそんな思い込みは捨てましょう(笑)

台湾ではSNSの利用率が非常に高く、本当に信頼できるお店ではfacebookやインスタの投稿もしっかりやっています。先ほど紹介したカラダファクトリーさんももちろんやっています。なのでまずはお店のインスタやfacebookをチェックしましょう。

フラッと入ろうとすると結局キャッチや広告が派手なお店に捕まってしまい、よくわからないうちにいろんなコースを勧められていた…なんてこともあります。

でもやっぱりガイドブックに載ってないお店にチャレンジしたい!という台湾通なあなたは、インスタで「#腳底按摩(足裏マッサージ)」と検索してみてください。記事は中国語ですが大体お店の名前が書いてあるので、トライする価値ありです。

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さらに台湾通をアピールしたい場合は、ラインでマッサージ師とお友達になりましょう

いかがでしたか?以上、台湾の足裏マッサージ業界について徹底解説しました!次回台湾で足裏マッサージを受けるときは、ぜひスイスのジョセフ神父のことを思い出してくださいね!

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Kaori Tsuyama

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