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【台湾人材採用最前線】104 vs. Google 広告

【台湾人材採用最前線】104 vs. Google 広告

こんにちは、applemint 代表の佐藤です!

3年目を迎える applemint では新たに1名人材を雇うことにしました。
もし無事に雇えることになったら applemint 4人目の社員です!
今回は初めて全く面識のない人を雇うため少し不安です。

どうやって雇おうかなと思っていたのですが大したアイデアも浮かばず、結局安易に 104人力銀行をしてみようと思いました。
ただどうせやるなら AB テストみたいに104人力銀行と違うサービスを同時に走らせて効果を比較したら面白いんじゃないかと思って Google 広告も走らせることにしました。

そこで今回は Google 広告と 104 人力銀行で人材募集をかけた結果を包み隠さず皆さんにシェアしたいと思います!

104 人力銀行掲載結果

さっきから104人力銀行ばかり言ってますがわからない人のために簡単に説明しますね。
104人力銀行は台湾で最大の人材採用サイトです。
職を探している人はここで登録をし、人材を探している企業はここに求人情報を登録します。
企業側は掲載期間を選び、支払いを済ませれば掲載スタートです。
弊社は120日間8400NT というプランを選択しました。
早速どんな結果だったかお伝えします。

掲載1週間後

掲載後3日後ぐらいに 1名から連絡がありました。
好スタートです!!でも求めている人材と全然違うんですよね….これでは意味がないです。
切り替えていきたいと思います。

掲載2週間後

また1名から連絡がありました!
しかしまたしても探している人材とマッチングしません。
というか募集要項に22-24歳、未経験、エントリーレベル向けって書いてあるのに37歳の幹部候補みたいな人から連絡が来ました……
うちの会社に入って何なら自分が社長になろうとでも思っていたんですかね(笑)

掲載3週間後

某クライアントと会食をした時クライアントに「掲載して待っているだけじゃだめだよ!直接連絡しなきゃ!」と、言われました。
確かにいつまで受動的に待っていてもしょうがないと思ったので 104 のフィルター機能を使って僕らの条件に合うような人材に連絡をしまくりました。
50人ほど連絡をしたと思います。
結果、5名ほどから連絡が来ました!CVR でいうと10% です!全然期待していなかったのでかなり嬉しかったです。

掲載4週間後

その後1名から連絡がありましたがそのほかは何もありませんでした。
連絡をして返事があった5名は残念ながら履歴書に不安な点がいくつかあったので、結局この中から面接まで進んだのは1名でした。
参考までに弊社の履歴書を見るポイントは2つです。

1. 僕らが一緒に働きたいと思うか(チームプレイヤーか、リーダーシップ経験はあるかなど)
2. 仕事ができる人か

当たり前すぎますかね(笑) 特に見るのは大学時代のアクティビティ、アルバイトの有無や職務経歴です。
職務経歴やアクティビティでは何を達成したかではなく、どうやって達成したかを特に見ます。

台湾の多くの人はスキルの部分に photoshop や Google Analytics とか書けるだけ書いてますけど僕らはあんまり見ません。
というか大学生が Google Analytics なんて書いててもどうせ直帰率とセッション時間の意味を知っているぐらいで能力があるなんて信じていません(苦笑)

なので僕らは『何ができる』かばかり強調しているより履歴書より『どうやってしたか』が書かれている履歴書を好みます。
例えば Google Analytics というスキルを強調したいなら僕だったら以下のように書きます。

『大学時代に中国語でスペイン語を学ぶリソースがオンライン上にないことに気づき、スペイン語を学ぶためのブログを書き始めました。
その後ユーザーがきちんと読んでくれているか気になったので Google Analytics を導入しました。
独学で Google Analytics の各項目の意味を調べ、仮説を基にインターナルリンクと動画を導入したらセッション時間が増え、スペイン語の家庭教師のお問い合わせまで来ました!』

こんな書き方をしている人の方が興味持ちませんか?

現在に到るまで

その後追加で2回ほど弊社から複数人にメールを出しました。
その結果4名ほど面接に進みました。
この結果がどうだったかはまた後日おしらせします。

Google 広告掲載結果

Google 広告では「日商公司」「工作」(日系会社、仕事)や、「數位行銷」「工作」(デジタルマーケティング、仕事)などのキーワードを入稿しました。
これにより短期間ですが例えば「日商公司」と Google 検索した時に弊社の広告が出るようになりました。

Google 広告のオークションインサイト機能をきちんとチェックしているような日系の人材派遣会社であれば、applemint という変な会社が急に入札して来た!と気づいたはずです。
とはいっても入札金額は微々たるものですし掲載期間もものすごく短かったのですが….

開始1週間後

「數位行銷」「工作」(デジタルマーケティング、仕事)や「廣告業務」「業務」(アカウント・エグゼクティブ、仕事)とかすごくクリック率がいいのですがお問い合わせは一向に来ません。
「日商公司」「工作」(日系会社、仕事)は CTR がほとんど上がらず消化費用が増えるだけでした。

開始2週間後

とりあえず CTR が上がらない「日商公司」「工作」といったキーワードに関しては広告文をすぐに違うタイプを準備しました。
例えば「週1リモートワーク」なんてキャッチを入れました。

結果的に CTR は 1.5% ぐらいから 2.7% ぐらいには上がりました。
しかし Google 広告の一般的な平均 CTR は 5-6% 以上と言われているのでそれに比べたらものすごく低いです。
また、クリック数は増えましたが肝心の応募は全然来ませんでした。

開始3週間後

2週間終えて 3000NT ほど消化したところで全く応募がこなかったので早々に広告を停止してしまいました。

結論、反省点、今後の展望

ここまで読めば一目瞭然ですが 104人力銀行の方が圧倒的に人材からの応募は来ると思います。
つまり『応募』を KPI にするならば 104人力銀行は圧倒だったと言えます。
Facebook 広告なんかもやってみてもよかったですが applemint は Facebook のページをほとんど更新していないのでしませんでした。

反省点はいくつかあります。
1. 欲しい人材を明確に描いていなかった
2. その欲しい人材がどうやって仕事を探しているかペルソナを描いていなかった
3. 非効率だった

例えば面白くてちょっとぶっ飛んでいる人材が欲しかったとします。
そのような人材を獲得するためにはまずはそのような人材が集まる場所に行かなければリーチできません。
104人力銀行や Google 広告はそれにあたるか?ということです。

今回は面白くてぶっ飛んでいる人を募集していたわけではないのですが言いたいのは applemint はマーケティングの会社なのに今回の人材採用にあたってはマーケティングの基礎中の基礎であるターゲティングが全く出来ていなかったということです。
ちょっと安易に104人力銀行やってみようという戦術から入ってしまうやり方を取ってしまったのは反省点です。

今後の展望ですが applemint では面白くて頭が柔らかい人材を欲しいと思っています。
今回人材採用をしてみてそもそも面白い人って面白い会社にしか行かないなと思いました。
日本だったらそれがチームラボやライゾマティクスや面白法人カヤックだったりするのだと思います。

だから applemint でも『面白いことをしている会社』と思わせるため今後安定してきたらどんどん面白いことをしていきたいと思っています。

あと、今回本当に思ったのはそもそも面白い会社と認知されていたら 104人力銀行や Google広告なんてしなくていいと思うということです。
Google は年間2万枚の履歴書を受け取るんだそうです。

ということは単純計算で1日5479枚の履歴書を受け取っているということです。
僕らも自然流入で面白い人からの応募が増えるように面白いことをしないとなーとますまず思った次第です。

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