※2023年8月現在:日本人の募集を再開します!
こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤 (@slamdunk772) です!
このブログをクリックした方は台湾の求人情報を探している or 台湾でお仕事を探しているということだと思います!そんなあなたに朗報です!
applemint では日本人の方を募集します!🇯🇵🇹🇼🚀
applemint の説明は後ほどしますが、現在 applemint は日本と台湾とタイにクライアントがいます。
今回募集するポジションは AM (アカウント・マネージャー) という職種です。結論から言うと、一人で台湾にいる日系企業や日本の企業の面倒を見てくださいというポジションです😅
場合によってはタイの顧客を担当し、タイへ出張に行くなんて事もあり得なくはないですが、それは出張に行けるだけのノウハウとコミュニケーション能力や顧客との信頼を築いてからとなります。
このブログでは、applemint の簡単な説明から、applemint に入るメリット・デメリットまで全て裏表なしでお話します。台湾で就職してみたい!台湾で働きたい!と考えている日本人の方は是非ご覧ください!
Contents
applemint とは?

まず、applemint の説明を簡単にします。もしもこれをご覧の方が、グダグダ僕の話を聞くよりサイトを見てapplemint を知りたい場合はコチラからどうぞ。
applemint は僕が台湾で2017年に立ち上げた会社で、デジタルマーケティング・広告代理店のようなことをしています。
起業した理由は、転職を繰り返す人生に嫌気がさしたからなのですが、今では台湾にある日系広告代理店のあり方を変えたいと思って張り切っています。
また、台湾で起業した時の話は MV にしたので、MV を見れば、より applemint への理解が深まります😅
色々ありましたが台湾で起業して早6年が経ち、2023年の9月からは台湾起業7年目です。
現在 applemint が提供しているサービスは主に4つで、デジタル広告の運用/企画、ウェブサイトの制作、SEO、トレーニング&コンサルです。今後DX化のお手伝いも始める予定です。
また去年から細々と様々な起業アイデアを実験する applemint lab という事業を始めました。気になる人はこちらのサイトをチェックしてください!
そんな台湾で生まれて早6年の applemint には現時点で3つの弱みがあります。
- applemint の弱み
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1. クリエイティブ力 (デザイン/コミュニケーション)
2. 仕組み化 (僕への依存度が高い)
3. 僕の弱み (苦笑)
4. コミュニケーション能力
これらを補うため、デザインやコミュニケーションのトレーニングは毎月欠かさず行ってますが、個人的にまだまだレベルが低いと思っています。そこで applemint に興味がある方はこれらの弱点を補っていただくような事をしていただけると幸いです🤓
その一方で applemint には3つの強みがあると思っています。
- applemint の強み
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1. コンテンツ
2. 決定スピードの速さ
3. 柔軟性
+チームワークも抜群!
applemint には過去6年かけて書いたブログコンテンツと3年前から発信を行っているYoutube 動画があります。こうしたコンテンツが資産となり、applemint へのお問い合わせにつながっています。
また、applemint は他の日系企業と違い、親会社はおらず、投資家・ステークホルダーからもガミガミ言われることもないので決定がとにかく早いです。
働き方も柔軟で、コロナが流行る前から積極的に在宅勤務を導入し、時短営業をしています。
あ、でも時短営業をしているため、そもそも他の人より仕事の時間が少ないことから”残業”という概念がないのでお気をつけください。タスクが終われば在宅時にゲームしたり休憩してもいいですが、タスクが終わってなければ評価されないのでご注意を
いくらスピードがあっても、低い質でタスクが完了をしていたらもちろんダメです…
あと、チームワークも抜群にいいと思っています。うちのスタッフに「それ私の仕事じゃない」と言うような人はいません。僕自身積極的にサポートしている方だと思うので、そういう文化が根付いたのだと思います。
なので、所謂大企業で起こるような、「それ僕/私の仕事じゃないんだけど…」みたいな事はあまり起きないと思っています。
以上が applemint の簡単な説明です。続いては台湾で日本人が働くためにクリアしなければいけないハードルについて少しご説明します。
台湾における日本人採用ついて解説

結論から言うと、中国語を話せない日本人はよほどのノウハウがないと台湾就職は難しいと思っています。
少し長文になりますが、募集条件と関連するためご容赦ください。台湾で働くための条件やハードルについて知っている方は次の章へお進みください。
台湾ではビザと、労働するために必要な労働許可証が分けられています。
例えば駐在で台湾に来ている方がご家族を台湾に呼ぶ場合、ご家族に対しては、居留ビザは下りますが労働許可はおりません。つまり駐在員のご家族の方は台湾では原則働けません。
ビザは比較的楽に取れますが、問題は労働許可証です。日本人が台湾で「労働」をするためには壁が二つあります。
1. 雇用側の適合性
2. 労働者の適合性
雇用側の適合性とは、日本人を雇用する企業が外国人を雇うにふさわしいかどうかということです。
これはつまり雇用側は「外国人を雇用するってことはそれなりの余裕があるってことだよな?」、という労働局のツッコミに対して、YES と答えなければいけません。では具体的に労働局は会社の何を見て雇用側の適合性を判断するのか?
主に前年度の売上と資本金、会社の状態を見るそうです。(人材派遣会社の方に聞いた話です)特に前年度の売上、営業利益、そして資本金が大事だそうです。
applemint は幸いにも資本金、そして売上も2022年 &b 2023年はそれなりにあるので、日本人の方の採用はできると思います。でも、人材派遣会社の方曰く、こればっかりは申請してみないとわからないそうです。
次に労働者の適合性について話します。どの国もまず優先したいのは自国民の雇用です。
台湾で働きたい人は、「台湾で自国民が採用される枠をお前が取るんだからそれなりに能力があるんだろうな?」という労働局のツッコミに対して、YES と答えなければいけません。
ではここで述べる能力とは具体的に何か?
まず、就労経験が必須です。これは最低2年と言われています。学歴も見られます。そのため高卒の方が台湾で労働許可を得ようとする場合、かなりの就労経験やスキルが必要になります。
僕の知り合いは10年以上専門職の就業経験がありながら、高卒という理由で一度労働許可証の申請が却下されました。(最終的には発行されました)
その他には、申請者が過去にどんな会社にいたのかも見られると言われています。なので、卒業証書と在籍証明書はいつでも提出できるようにしておくといいです。
また、台湾では基本的に就業経験がある日本人しか働けないので、新卒は原則台湾で働けません。(ワーホリや台湾人と結婚した人は別です)
ただし台湾の4年制の大学を出た日本人は、台湾で新卒として働けます。この話を始めるとまた長くなるので割愛しますが、台湾の4年生の大学を出た日本人は残念ながら台湾で外国人が保証されている最低給与 48,000NTD は保証されないデメリットがあります。
最後に、労働許可を申請者は、以下のリンクに書いてある評価基準で 70点以上取れないと労働許可がおりませんのでご注意ください。雇用側もこの表を見ながら応募者が70点以上取れるか否か判断して合否を決めます。
これらの話をざっくりまとめた上で、applemint の条件をお伝えすると、中国語が出来て少なくとも4-5年の就労経験がある方か、中国語が出来なくても applemint の弱点を満たしてくれる方しか正直採用は難しかったりします…
次の章でその理由や、募集するポジションについての詳しい内容を書きます。
applemint 募集ポジションの業務内容

それでは次に applemint が募集するポジション (AM) の業務内容について書きます!
今回募集する職種はAM(アカウント・マネージャー)です。ゆくゆくはデジタルマーケティングチームのリーダーになりたい!と考えている方を募集したいと思っています。
applemintでは今後3つの部ができる予定です。一つ目はデザインチームで、もう一つが顧客への提案を中心とするアカウントチーム、そして3つ目がコンテンツ制作を中心とするコンテンツ部です。
アカウントマネージャーはアカウントチームの中でも一人でクライアントをハンドリングできるようなポジションです。デジタルマーケ未経験の人も可能ですが、結構な努力とコミットメントが必要になります。その理由は後ほどお話しします。
AM(アカウント・マネージャー)の具体的な業務は以下です:
・デジタル広告の運用 (Facebook/Google/LINE/Bing など)
・デジタル広告の分析
・Google Analytics を用いた分析
・トラッキングポイントの設計/設定
・Tag manager を使ったタグの埋め込み
・LP/ウェブサイト の分析
・LP/ウェブサイト の構成 (ワイヤー) &企画
・クリエイティブ(バナー)の企画&立案(静止画及び動画)
・クライアントとの定例/発表
・クライアントとのコミュニケーション/リエゾン
・クライアントに対するレポーティング(Google data studio 使用)
・デジタルマーケティングのプランニング、媒体別のフォーキャスト作成
・ブログ執筆/動画制作(コンテンツ部がきちんとできるまで)
では、これらを遂行するために必要な能力は何か?
・デジタル広告の基礎知識 (どんなデジタル広告があって、どんなメリットデメリットがあるか理解)
・デジタル広告の運用スキル(未経験でも問題なし)
・Google Analytics を使った分析能力
・ウェブサイトの仕組み、基本的な流れ、基礎知識
・デザインの基礎知識
・戦略的思考を用いた提案力
・顧客を第一とした提案書の作成やケア
・他のスタッフと円滑にコミュニケーションを行うコミュニケーション能力
・基礎統計学
・戦略的思考
・中国語 (出来ないとうちのスタッフとコミュニケーションが取れません….)
・ウェブサイトの UX/UI に関する基礎的な知識
・デザインに関する基礎的な知識
またapplemint では日常のコミュニケーションを中国語で行うようにしています。そのためスタッフとコミュニケーションを取れる中国語の能力が必須です。
次に、「未経験でも可能ですが、かなり努力しないといけない」とお話をした理由についてお話をします。
台湾で現地採用する日本人の給与・報酬

AM (アカウントマネージャー)はやること盛りだくさんで必要な能力もいっぱいです。僕も出来ることならもう少し仕事のレベルを下げて、もっと多くの日本人の方とお仕事をしたいと思っています。
しかし給与形態上それが難しいのです。
applemint の AM の気になる報酬ですが、 48,000NT~ 50,000NT ぐらいのレンジです。もちろん、経験者で中国語を話せれば給与は高くなる可能性はあります。
もしもこの金額が低いと思う方はうちの会社はあってないかもしれません。ちなみにこの48,000NTD~ って台湾では実は結構高い給与なんです。
台湾人は外国人 (日本人を含む)のキャリア採用の方の給与が、最低48,000NT と知っています。その理由は 48,000NTD 以上ないと、大部分の日本人の方は労働許可証が下りないためです。
ですが大部分の台湾人の給与は48,000NTD より低いので、もし自分の能力を証明できないようだと結構冷たくあしらわれる可能性はあります。
今のところまだ上場の予定はなく、台湾の市場規模では給与が急に良くなるなんてこともあまりないので、給与面は applemint に入る上でのデメリットと言えます。
applemint で働くメリットって何?

ここまで読むと、仕事が多い割に給与が他より安いから割に合わないと思う方が結構いると思います。じゃーそもそも applemint で働くメリットって何?って話になりますよね。
このブログでは2つだけ話したいと思います。
1つ目は、海外との仕事です。applemint では2023年から台湾、日本、タイでの業務を本格化させています。
僕らは現在台湾と日本とタイにいる日系企業のお手伝いをしています。同時に台湾から日本進出を考えている台湾企業の支援もお手伝いをしています。
一年目からガンガン海外出張に行くというのは実力的に難しいと思いますが、台湾にある日系企業の担当から始め、希望に合わせて海外の案件もお願いできればと思っています。
もしもタイの事業が拡大して、タイの担当になったら、タイにいる日系企業様の支援をお願いすることになります。数ヶ月に一回タイ現地に赴き、お客様とコミュニケーションを取りながら現地の様子を見てきてもらいます。
2つ目は、デジタルマーケティングの存在です。
今の時代、集客や顧客を獲得しようとすると、大体デジタル媒体を使うことになります。 その点はapplemint で集客や顧客獲得術を学べるはずです。
あと、おまけとして applemint lab という色々なイベントを行うクラブがあります。
過去には台湾で廃棄野菜の販売を実験してみました。その結果は…(笑) まーなかなか厳しいものがありました。その他に今年は台北市の三創という場所の5階でみなさんもびっくりするゲストをお呼びして性教育を行います。

2021年ぐらいからしていて、毎月定期的にセミナーや勉強会を行いつつ、たまに面白いイベントを仕掛けています。

もしもこれをご覧のみなさんが台湾だけでなく、海外のビジネスに興味があり、applemintの成長に貢献できる自信があれば、是非応募してみてください。
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