※2023年1月現在:日本人の募集を再開したいと思います。
こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤 (@slamdunk772) です!
このブログをクリックした方は台湾の求人情報を探している or 台湾でお仕事を探しているということだと思います!そんなあなたに朗報です!
applemint では日本と台湾のクライアントがいます。そのため日本人のみなさんには、主に日系のクライアントに対してデジタルマーケティングのサービスを提供する AM (アカウント・マネージャー) の職種を募集する予定です。
今後もapplemintはどんどん成長する予定なので、絶対にいずれ日本人の募集を再開します。その時ぜひみなさんに「applemintっていう面白そうな会社があったな〜」と思い出していただきたくこのブログを書きました!
今回はapplemint の簡単な説明から、applemint に入るメリット・デメリットまで全て裏表なしでお話します。台湾で就職してみたい!特に台湾で起業したいと思っている方はぜひチェックしてください!
applemint とは?

グダグダ僕の話を聞くよりサイトを見てapplemint を知りたいという方はコチラからどうぞ。
applemint は僕が台湾で5年前に立ち上げた会社で、広告代理店のようなことをしています。
起業した理由は、転職を繰り返す人生に嫌気がさしたからなのですが、今では台湾にある日系広告代理店のあり方を変えたいと思って張り切っています。
色々ありましたが台湾で起業して早6年が経ち、2023年の現在は台湾起業7年目です。起業1年目のお話は以下のブログに書いています。よかったらご覧ください!
あ、あと自分の台湾起業の話を MV にしました(笑)興味がある方はご覧ください
現在提供しているサービスは主に4つで、デジタル広告の運用/企画、ウェブサイトの制作、SEO、トレーニング&コンサルです。今後DX化のお手伝いも始める予定です。
また去年から細々と様々な起業アイデアを実験する applemint lab という事業を始めました。気になる人はこちらのサイトをチェックしてください!
台湾で生まれて早6年の applemint には現時点で3つの弱みがあります。
- applemint の弱み
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1. クリエイティブ力 (デザイン/コミュニケーション)
2. 仕組み化 (僕への依存度が高い)
3. 僕 (苦笑)
これらを補うため、デザインやコミュニケーションのトレーニングは毎月欠かさず行ってますが、個人的にまだまだレベルが低いと思っています。
起業7年目は今後の組織拡大を念頭に仕組み化を更に進めたいと考えています。
その一方で applemint には3つの強みがあると思っています。
- applemint の強み
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1. コンテンツ
2. 決定スピードの速さ
3. 柔軟性
+チームワークも抜群!
applemint には過去6年かけて書いたブログコンテンツと3年前から発信を行っているYoutube 動画があります。こうしたコンテンツが資産となり、applemint へのお問い合わせにつながっています。
また、applemint は他の日系企業と違い、親会社はおらず、投資家・ステークホルダーからもガミガミ言われることもないので決定がとにかく早いです。
働き方も柔軟で、コロナが流行る前から積極的に在宅勤務を導入し、時短営業をしています。
あ、時短営業をしているためそもそも他の人より仕事の時間が少ないことから”残業”という概念がないのでお気をつけください。
あと、チームワークも抜群にいいと思っています。うちのスタッフに「それ私の仕事じゃない」と言うような人はいません。
applemint に興味がある方は、今後うちの弱みに対してどんなソリューションを提供できるか考えていただけるとありがたいです。
台湾における日本人採用ついて解説

次に日本人が台湾で働くために必要なステップについてお話しします。募集条件と関連するため少し長いです。台湾で働くための条件について知っている人は飛ばして次の章へお進みください。
台湾では居留するために必要なビザと、労働するために必要な労働許可証が分けられています。
例えば駐在で台湾に来ている方がご家族を台湾に呼ぶ場合、ビザは下りますが労働許可はおりません。つまり駐在員のご家族の方は台湾では原則働けません。
ビザは比較的楽に取れますが、問題は労働許可証です。日本人が台湾で「労働」をするためには壁が二つあります。
1. 雇用側の適合性
2. 労働者の適合性
雇用側の適合性とは雇用側が外国人を雇うにふさわしいかどうかということです。どこの国でもやっぱり優先したいのは自国民の雇用です。
雇用側は、「外国人を雇用するってことはそれなりの余裕があるってことだよな?」という労働局のツッコミに対して、YES と答えなければいけません。では具体的に労働局は会社の何を見て雇用側の適合性を判断するのか?
主に前年度の売上と資本金、会社の状態を見るそうです。(人材派遣会社の方に聞いた話です)特に前年度の売上、営業利益、そして資本金が大事だそうです。
applemint は幸いにも資本金、売上も2022年現在はそれなりにあるので、ルール的には日本人の方を採用できると思います。でも、人材派遣会社の方曰く、こればっかりは申請してみないとわからないそうです。
次に労働者の適合性について話します。繰り返しになりますが、どの国もまず優先したいのは自国民の雇用です。
台湾で働きたい人は、「台湾で自国民が採用される枠をお前が取るんだからそれなりに能力があるんだろうな?」という労働局のツッコミに対して、YES と答えなければいけません。
ではここで述べる能力とは具体的に何か?
まず、就労経験が必須です。最低2年と言われています。学歴も見られます。高卒が台湾で労働許可を得るのは難しいと言われています。
知り合いは10年以上専門職の就業経験がありながら、高卒という理由で労働許可証がなかなか下りませんでした。(最終的には発行されました)
その他過去にどんな会社にいたのかとかも見られると言われています。なので、卒業証書と在籍証明書はいつでも取り出せるようにしておいてください。
台湾では基本的に就業経験がある人しか働けないので、新卒は原則台湾で働けません。(ワーホリや台湾人と結婚した人は別です)
ただし台湾の4年制の大学を出た日本人は台湾で新卒として働けます(残念ながら台湾で外国人が保証されている最低給与は保証されません)。
その場合、以下のリンクにある評価基準で 70点以上取らないと労働許可がおりませんのでご注意を。
従って、applemint では今のところ就労経験が5-10年はあるような方を対象に募集しています。ただ今後は会社の成長に従って、AE(アカウントエグゼクティブ)など新卒未経験でもできるポジションを募集していきます!
applemint 募集ポジションの業務内容
ここまで読んで、自分には台湾で働く資格があって applemint で働きたいと思った方へ、次に募集ポジションの業務内容について書きます!
日本人の方で主に募集する職種はAM(アカウント・マネージャー)です。ゆくゆくはデジタルマーケティングチームのリーダーになりたい!と考えている方を募集したいと思っています。
applemintでは今後3つの部ができる予定です。一つ目はデザイン&設計チームで、もう一つが顧客への提案を中心とするアカウントチーム、そして3つ目が分析を中心とするマーケティングチームです。
アカウントマネージャーにはアカウントチームとマーケテイングチームの両方のリーダーを兼務してもらいます。
AM(アカウント・マネージャー)の具体的な業務は以下です:
・デジタル広告の運用 (Facebook/Google/LINE/Bing など)
・デジタル広告の分析
・Google Analytics を用いた分析
・トラッキングポイントの設計/設定
・Tag manager を使ったタグの埋め込み
・LP/ウェブサイト の分析
・LP/ウェブサイト の構成 (ワイヤー) &企画
・クリエイティブ(バナー)の企画&立案(静止画及び動画)
・クライアントとの定例/発表
・クライアントとのコミュニケーション/リエゾン
・クライアントに対するレポーティング(Google data studio 使用)
・デジタルマーケティングのプランニング、媒体別のフォーキャスト作成
・ブログ執筆
・ブログコンテンツ内のグラフィックの立案
では、これらを遂行するために必要な能力は何か?
・デジタル広告の基礎知識 (どんなデジタル広告があって、どんなメリットデメリットがあるか理解)
・デジタル広告の運用スキル(未経験でも問題なし)
・Google Analytics を使った分析能力
・ウェブサイトの仕組み、基本的な流れ、基礎知識
・デザインの基礎知識
・戦略的思考を用いた提案力
・顧客を第一とした提案書の作成やケア
・他のスタッフと円滑にコミュニケーションを行うコミュニケーション能力
・基礎統計学
・戦略的思考
・中国語 (出来ないとうちのスタッフとコミュニケーションが取れません….)
・ウェブサイトの UX/UI に関する基礎的な知識
・デザインに関する基礎的な知識
ちなみに、具体的なデジタルマーケティングの能力がなくても、基礎的なコミュニケーション能力があって、謙虚に人の話を聞いて、爆速でデジタルマーケを吸収していけるような人であれば、きちんと考慮します。
またapplemint では日常のコミュニケーションを中国語で行うようにしています。そのためスタッフとコミュニケーションを取れる中国語の能力が必須です。
給与・報酬

やること盛りだくさん!必要な能力もいっぱい!なAM(アカウント・マネージャー)。
そんな applemint の気になる報酬ですが、とりあえず 48,000NT~ 50,000NT ぐらいのレンジを考えています…はい、特別に高いわけではないです (苦笑)
というか最初は 48,000NTD スタートになると思います。この額が低いと思う方はうちの会社はあってないかもしれません。ちなみにこの48,000NTD って台湾では実は結構高い給与なんです。
台湾人は外国人のキャリア採用の給与が最低48,000NT と知っています。ですが大部分の台湾人の給与は48,000NTD より低いので、もし自分の能力を証明できないようだと結構冷たくあしらわれる可能性はあります。
今のところまだ上場の予定はなく、台湾の市場規模では給与が急に良くなるなんてこともあまりないので、給与面は applemint に入る上でのデメリットと言えます。
applemint で働くメリットって?
ここまで読むと、仕事が多い割に給与が他より安いから割に合わないと思う方が結構いると思います。じゃーそもそも applemint で働くメリットって何?って話になります。
たくさんありますが、このブログでは2つだけ話したいと思います。
1つ目は、海外との仕事です。applemint では2023年から台湾、日本、タイでの業務を本格化させようと考えています。
台湾では主に台湾にいる日系企業様の支援をお手伝いしてもらいます。また、同時に台湾から日本進出を考えている台湾企業の支援もお手伝いをお願いします。
タイの事業に関しては、タイ人向けにタイにいる日系企業様の支援をお願いすることになります。数ヶ月に一回タイ現地に赴き、お客様とコミュニケーションを取りながら現地の様子を見てきてもらいます。
2つ目は、デジタルマーケティングの存在です。
今の時代、集客や顧客を獲得しようとすると、大体デジタル媒体を使うことになります。 その点はapplemint で集客や顧客獲得術を学べるはずです。
あとおまけとして applemint lab という色々なイベントを行うクラブがあります。
過去には台湾で廃棄野菜の販売を実験してみました。結果は…(笑) 詳しく知りたい人は、一部会員制になりますがこちらのブログをチェックしてください。
2023年はセミナーや勉強会を行いつつ、何か大きなイベントを一つ行えればいいかなーと思っています。
もしもこれをご覧のみなさんが台湾だけでなく、海外のビジネスに興味があり、applemintの成長に貢献できる自信があれば、是非応募してみてください。
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