【簡易版】台湾起業までの流れ

【簡易版】台湾起業までの流れ

こんにちは、台湾でウェブマーケティングのサービスを提供する applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

今日このブログでは台湾で起業するまでのステップをできる限り短くしてお伝えしたいと思います。まずはこのブログを書こうと思った背景からお話をさせてください!

僕は先日 Skype で台湾に法人を設立したい方とお話をしました。その方は台湾で法人を設立したいようなのですが、どうやら話を聞くと会社設立までの流れと時間を把握していないようでした。

この方には少し失礼な言い方になりますが、オンライン上にはきちんと台湾で会社を設立する場合の流れと大体の時間が書いてあります😎 しかし問題なのは、どのオンラインのブログや資料も結構なボリュームという話です。

なのでこのブログではものすご〜〜く簡単に台湾で起業するまでのステップをまとめます。結論を先に言うと台湾での法人の設立は早くて1ヶ月はかかると思っていいです。

Step1:公司名稱預查 (会社名の申請)

台湾で会社を設立する際に、まずしなければいけないのは、会社名を決めて申請する事です。会社名は英語と中国語の両方決めます。

また、この時に会社が今後やるであろう事業をリストアップして営業項目を記入します (以下写真参考) 。営業項目は通常会計士さんが会社事業をヒアリングした後に色々追加してくれます。

公司名稱預查 (会社名) の審査に通ると、会社証明書みたいなのをもらえます。この会社証明書とは簡単に言うと “今後こんな名前の会社が設立しますよ〜”という証明書です。

leo (佐藤峻)

流石に会計士さんは会社名までは決められないので、頑張って中国語の会社名を決めましょう!

Step2-1:オフィスを借りる

会社証明書をもらったら次にオフィスを借りに行きます。オフィスを借りる際は会社証明書を持って行きます。残念ながらローカルのレンタルオフィスは外国人にオフィスを貸す事をためらう可能性が高いので、現地の知り合いと行くといいです。

現地に知り合いが特におらず、中国語ができない方は日本語対応OK のレンタルオフィスでオフィスを貸りるといいでしょう。ただしそうすると家賃が少し高くなります。

leo (佐藤峻)

オフィスを契約したら必ずコピーを取りましょう!

Step2-2:銀行で準備口座開設

次に銀行へ行って準備口座を作ります。準備口座とは正式な口座の一歩手前の口座です。この準備口座に資本金を入れて、晴れて正式な口座になります。準備口座を作る際は会社名や会社住所が必要になります。そのため会社証明書とオフィスの契約書を必ず持っていきます。

あ、あと会社の印鑑と代表者の印鑑も必要です。

leo (佐藤峻)

会社の印鑑と個人の印鑑は『公司名稱預查』の書類が通るのを待つ間に作ると時間を節約できます!

Step2-3:投審會へ申請

台湾には海外からの投資を審査する投審會という機関があります。外国人が台湾で起業をするとそれは「海外からの投資」と見なされます。そこで次に投審會に投資プラン (事業プラン) と申請書を記入して提出します。

僕は事業計画書を英語で書き、僕のパートナーがそれを中国語にして提出してくれました。

Step3:資本金を送金する

次に外国人が台湾で会社を興すのに必要な50万元の資本金を海外から準備口座に送金します。ぴったり50万元でないとダメです。少なくても多くてもダメです。

50万元の送金は代理人でも大丈夫か?と以前質問をもらいましたが、ちょっとわかりません。銀行に電話やメールに問い合わせてみてください。僕の予想ですが、50万元は日本円にすると100万円を超えるので恐らく本人じゃないとダメだと思います。

なので通常は Step2-3まで台湾で処理をして、その後一度日本に戻って50万元を台湾の準備口座へ送金する必要があります。

ただし、日本から送金しなくてもいいやり方が一つだけあって、それは台湾で過去に50万元以上の所得があることを証明できれば可能です。

例えば僕が2020年の1月から2020年12月までに台湾で50万元稼いだとします。そうすると所得税の支払いが2021年の5月にあるのですが、納税時に納税証明書みたいなのをもらえます。

この証明書があれば、台湾国内の銀行から50万元を送金しても大丈夫なようです。

leo (佐藤峻)

多くの人に「預金通帳」に50万元あればいいのか?と聞かれますが、口座に50万元あることは台湾で50万元稼いだ証明にはならないので NOです。

Step4:資本金の確認と投審會の審査

資本金がきちんと送金されたのが確認できると、銀行は『資本金ちゃんと入ってますよー』っていう証明書みたいなのを発行してくれます (僕の記憶が正しければ)

次に、資本金が送金された口座の通帳コピーを投審會に提出します。この時に備考欄に代表者の名前を入れる必要があります。この辺の細かい指示は通常会計士の方がきちんとアドバイスしてくれます。

leo (佐藤峻)

日本から送金するときに備考欄に代表者の名前を書かないといけないようです!

Step5:会社登記申請

投審會の審査を通り、資本金も送金し、登記住所 (オフィス) も借りて、ようやく登記を申請できます。通常登記申請は登記する都市でします。台北で登記するなら台北市の市政府に申請をします。

Step6:国税局に報告

次に国税局に行って営業税払います!みたいな登録を行います。台北市の場合、国税局は区によって支店があるようなので、登記した住所の区の支店へ行きます (とりあえずオフィスから一番近い国税局に行けば問題ないかと)

手続きはすぐに終わります。登記資料や会社の印鑑、統一編號と会社名が書かれた印鑑を持っていきます (以下参考)

参考:http://www.xtime.tw/goods.php?id=881

Step7:外国人の労働許可申請

台湾って面白いですよね。労働許可証と居留証 (ビザ) って別々です。ということで次に、労働許可証というのを申請します。通ればいつから “X月X日からX月X日まで労働することを許可する!と明記された紙が届きます。

Step8:勞健保申請

同時期に労働保険と健康保険の申請を行います。

Step9:居留証発行&統一發票購入

最後に居留証の発行をしに、移民局へ行きます。移民局に行く時は労働許可証と登記情報など全て持っていくと安全です。もちろん印鑑と証明写真、申請書も一緒に持っていきます。

その後統一發票を買いに行きます。これは会計事務所の方に代わりに買ってもらってもいいですし、自分で買ってもいいです。うちは会計事務所さんに買ってもらってます。

leo (佐藤峻)

僕は毎度証明写真を忘れます….苦笑

期間

会社設立&スタートラインに立つまで結構なステップがあるわけですが、各ステップで審査が通るまでの待ち時間があります。申請後次の日にすぐに書類が通るなんてことはありません。

そのため、会社設立は最速で見積もっても 1ヶ月ぐらいはかかると思っていいと思います。今はコロナウイルスで台湾入国後2週間の隔離が必要なので、隔離期間を考えると2ヶ月ぐらいかかりそうですね。

ではではグッドラック!

applemintへのご相談やご連絡はこちらから!

Leo Sato 佐藤峻

関連ブログ

にお問い合わせ