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【台湾いちご族の正体】いちご族から学ぶ広告代理業に必要なスキル

【台湾いちご族の正体】いちご族から学ぶ広告代理業に必要なスキル

こんにちは、applemint 代表の佐藤です。

突然ですがみなさんいちご族ってご存知ですか?
いちご狩りは関係ないですよ。笑
台湾にいるゆとり世代みたいな人たちのことです。最近ちょくちょくいちご族の話を聞くのですが聞けば聞くほど広告代理店にいるいちご族は将来的にマジで職がないなと思っています。それというのも僕は近い将来広告代理業の多くの職種がなくなるんじゃないかって思っているためです。

それはコンビニ店員の職がロボットに奪われ、タクシードライバーの職が無人自動車に奪われるかもしれないのと同じようにです。では広告代理業において奪われる可能性がある業務とは何か?そしてそんな時、もしもあなたが普遍的なスキルを持っていないとどうか?やばいですよね。

このブログでは最近僕がよく聞く台湾にいるいちご族の傾向をもとに、それらの人材が実は長期的にはめちゃくちゃリスキーなことをしている理由と、個人的に広告代理店にいる時にどんなスキルと磨いておく必要があるか述べたいと思います。

いちご族の存在


strawberry 族

いちご族ってご存知ですか?台湾にはいちご族と呼ばれる世代がいます。簡単に言うとプレッシャーや怒られたりするといちごのようにすぐに潰れやすい人たちのことを指します。なんだか日本のゆとり世代と似ていますよね。そんな人材が台湾には多くいます。某人材会社の人は僕にこんなことを言われたことがあります。

『佐藤さん、今時の台湾の若者はとにかく営業をしたくないんです。理由は顧客に会いに行くのが嫌なことと、断られたり叱責されたりすることが嫌だからです。なので営業職を見つけるのは結構時間がかかると思います。』

びっくりですよね。まーそりゃ誰でも断られたり怒られりのは好きじゃないでしょうが具体的なスキルがないから営業職になっているのにこんなことを言うそうです。しかもこれに付け加えて台湾の勤続年数は2年ぐらいですからね…..苦笑

いちご族が具体的にしたくないこと


いちご族は営業職が嫌いと話をしました。そのほかに嫌いな業務はなんでしょうか?

すばり顧客との対話やコミュニケーションです。どうしても顧客と話をしたくないようです。某広告代理店で働く友人の聞いた例を紹介したいと思います。

このいちご族の子は顧客と対面するのが嫌いで常に裏方で広告運用ばかりしているそうです。ある日、クライアントが会社訪問をするということでその子の上司がその子に向かってクライアントに運用結果を報告しなさいと告げたそうです。そしたらなんとその子は頑なに拒否したようです。

これはすごい典型的ないちご族です。顧客との対話は嫌い、尚且つ社内のメンバーとのコミュニケーションも嫌い、仕事とプライベートはとにかく分けるみたいない人です。

この話を聞いてあなたの周りにも同じような人がいると思ったらそれは『いちご族』です。

いちご族が考えている就職で重要なスキル


skills

この話を聞いていちご族ってやばくない?と思った方!いちご族は決してそう思ってません。いちご族は自分たちにはスキルがあればいいと思っています。では広告代理店における彼らが考えているスキルとはなんでしょうか?代表的なのはデジタル広告の運用です。

でも実は僕から見たらそれってスキルでもなんでもないんですね。僕から言わせれば広告運用も突き抜けないとスキルとは言えません。その理由を今からお話し、いちご族がやっていることが如何に給与アップや将来に繋がらないかお伝えします。

広告運用といういちご族の幻想的なスキル


digital ads

僕は近い将来、広告代理店から広告運用代行という仕事がなくなるんじゃないかと思っています。その理由は以下です。

  1. Google が従来の広告媒体としてサービスの他、運用のサービスを提供しようとしているから
  2. AI がリプレースすれば多分が僕らが思っているよりよっぽどすごいテキストを書けるから
  3. 広告運用という仕事がなくならなくてもそもそも広告主がインハウスでやろうとしているから

まず #1 なのですが Google が不特定多数のユーザーに対して Google が広告運用のコンサルティングしますよ〜みたいなメールを送ってます。また、Google 広告はどんどん自動化が進んでいて人の手を煩わせないようになっています。これって結構やばい兆候だと思っています。

次に、今 Google 翻訳を見るとロボットが翻訳したテキストなんてまだまだだと思うかもしれませんが多分すぐにアホみたいに性能がよくなります。しかも僕たちの想像を遥かに超える正確性と豊かな表現で。AI の力を侮ってはいけないと思います。

最後に、今広告運用は広告主がインハウスで行う波が来ています。実際 Brainlabs というイギリスとアメリカにある有名なエージェンシーがインハウスのことに触れています。広告主も広告代理店が行う運用に価値をあまり見出せなくなっているのでしょう。

関連記事:The Anatomy of In-housing

これらを持ってして広告運用業務をスキルと言えるでしょうか?極端なたとえになるかもしれませんが何年も前に車が一般的じゃなかった時代に自動車運転はスキルと言えたかもしれませんが今現在スキルと言えますか?って話です。自動車の運転というスキルは30年ぐらい存続できたかもしれませんが流れがバカみたいに早いデジタル広告の世界で、デジタル広告運用というスキルは持って10年とかじゃないでしょうか?

いちご族のリスク


ここまで読んだらわかったと思いますがいちご族が考えているスキルって浅はかなんです。でもいちご族のスキルもめちゃくちゃ突き抜けてとんでもなくコピラーティングが上手になったり自動化のスクリプトを自分で書いたりすれば少しばかりはスキルと言えると思います。

あと、台湾に限って言うと 6-7万NT (日本円で20-22万円) の壁があって、これ以上もらおうとすると所謂課長/部長職になります。課長/部長職になる人って広告運用スキル云々よりマネージメントスキルや顧客を連れて来られるかってのが大事になると思っています。

広告代理店にいる広告運用ばかりするいちご族に限って話をすると今は楽なことしてますけど長期的な目線で見ると以下のリスクがあります。

  1. 自分がスキルと思っていたスキルがスキルじゃなくなる
  2. 人との対話を好まないのでマネージメント能力はない
  3. 顧客を面倒と思っていて避けて来たから転職してもどの顧客もついて来ない

だからいちご族を見ても安心してください。楽をしているように見えて彼らは実はすごいリスキーなことをしています。いちご族じゃない人からするといちご族は超イラっと来ますが放っておきましょう。

僕が考える広告代理店で上げないといけないスキル


では広告代理店に勤務している時、実際何をすればいいのでしょうか?僕なりの考えを書きます。

結論はいちご族がしている全く逆のことをすればいいと思っています。苦笑
つまり営業窓口としてクライアントやパートナーとコミュニケーションを積極的に取って信用を勝ち取ることがいいと思っています。この中にはもちろんいちご族が嫌いなクライアントとのお食事会も含まれると思っています。

なぜか?

まず、こういう泥臭い仕事を進んでやる人が減っているのでできる人はどんどん希少価値が上がります。次に、クライアントの会社の信用を勝ち取っていれば転職時にクライアントがついてくる可能性があり、これは転職時の給与交渉に置いて非常に有利です。最後に広告代理店でアカウントディレクター (課長職) ほどになればチームのリソースが足りなくても仕事を回す必要があります。そんな時はパートナーの協力が不可欠です。いちご族をずっとしていたらそんなパートナーや知り合いなんていません….

結論


agency

どうですか?一番スキルが必要ないと思われガチなクライアントとの食事や対話、コミュニケーションスキルが実は一番大事って。ただし、これももちろん量ではなく質が一番大事です。目的はクライアントの信頼を得るということです。クライアントや他の従業員、パートナーの信頼を勝ち取った人材はどこに行っても強いです。そして信頼を勝ち取るコミュニケーション能力を持った人はどんな業界に行っても通用します。

履歴書に『私は photoshop できます。』『1億の広告予算を回しました。』『CVR を1%から200%改善します。』って書いてあるのと『転職に伴い5社、合計200万のクライアントを引っ張ってきます。』って書いてあるのどっちが魅力的かって話です。

明らかに後者じゃないですか?

また、一般論になりますがサラリーマンや会社勤めの人は年齢に合わせて給与が直線的に伸びます。これはつまり何歳になったらいくらもらえるか予測できることを示唆します。その予測した給与で足りるでしょうか?足りないですよね。

つまり一箇所からしか収入源がないのは会社でいうと1クライアントからしか売り上げないのと同じでとてもリスキーなのですが、それを平気で放ったらかしにする人がなんと多いことか。『隣の億万長者』という本を読むといいですが資産家の多くは事業主で事業主でない限りあなたの給与は上がりません。広告代理店業務に限らず他の収入源、または他のことをしましょう。僕の友人は株の配当金で毎月約4万円の収入があり、僕なら彼にお金を払ってでも資産運用や株のアドバイスを欲しいぐらいです。

仮に広告運用や HTML でも本気でスキルとしてアピールしたいならとことんすごいレベルまで行かない限り実はいくらでも替えがいます。

これを読んだ人は改めて信頼を勝ち取るためのコミュニケーションスキルの重要性を認識し、同時に副業や本職以外のことを始めて違う収入源を確保することを願っています。

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