applemint インターンが台湾留学予定者に教えておきたい4つの事

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こんにちは、applemintインターン生の安西です!

私は現在、台湾の中国文化大学に、中国語を学ぶため一年間交換留学をしています。
最近台湾は旅行先として注目を浴びていますが、旅行以外に中国語を勉強する人も増えています。
私もその一人です。

そんな私ですが、留学開始前の申請や調査は、参考に出来る情報が少なく、とても苦労しました…。
今思うと、例えば私が留学準備をしていたときに、ビザ取得方法や、台湾へ行くのにかかる費用、台湾で生活をしてかかる費用、などが分かればもっと楽だったと思いました。

そこで今回、今台湾留学を考えている人へ、私が留学を申請した時に欲しいと思った、1) 留学するのに必要なビザ取得方法、2)台湾の生活費、3)台湾の学校の様子の3点をみなさんにシェアしたいと思います!

その1. 台湾長期留学ビザを取得方法

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私が留学で一番苦労したのはビザ取得でした。

ビザの種類選択やネット申請は、何が何だかわからず正直一番苦労しました…
そこで、まずはビザの取得方法から説明したいと思います!

ビザ取得の流れは以下です:
1. ビザ申請に必要な書類を集める & 入力(ネットにて)
2. 必要書類提出@大使館

順に説明したいと思います。

1. 必要書類を集める

まず、ビザ取得に必要な書類を書き出したいと思います。

①WEBでのビザ申請書プリントしたもの(2枚、署名必須)
↑ネットでの申請なのですが、すべて英語で、30分ほどかかりました…

次に、ビザ申請書の URL を下に貼っておきます。
ビザ申請必要書類<公式>https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/446.html ビザ申請サイト:https://visawebapp.boca.gov.tw/BOCA_EVISA/home.do (ログインが必要)

ビザ申請書類の住所は英語で書かなければならないので、このサイトを使うと便利です!

②大学の入学許可書原本と写し1通

③申請期間より6カ月以上有効のパスポート 
↑新しくパスポートを申請して、発行までに最短で1週間かかります。
ちなみに、パスポート申請は、私の場合、役所が運よく空いていましたが、混んでるときは数時間かかります。

④証明写真2枚 (3.5×4.5 6カ月以内、証明写真アプリはだめです)

⑤申請者の身分証明書(マイナンバーカード、免許証、パスポート)

⑥行きの航空券購入確認書類(私が行った際は必要ないといわれましたが念のため…)
参考 (https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/25154.html

この中で #2 の『大学入学許可書』が、取得するのに時間がかかるので、少し詳しく話をしたいと思います。

大学入学許可書取得まで

私のように、日本の大学を通して台湾の大学に留学へ行く場合、台湾の大学に提出しなければならない書類は以下3つあります。

1.健康診断書(結果が出るまで約2週間)
予防接種をした後、台湾の留学先の大学から貰った健康診断を記入する必要があります。
都心に近い病院だと、『留学前検査』というプランが用意されている場合がありますが、田舎だとないので、きちんと病院側が健康診断に明記された項目に対応しているか、確認をしてください。

また、健康診断は受けてから、診断結果が出るまで、数週間かかるので要注意です!

健康診断の料金は結構高く、大体1-2万円ほどします。
私は1万円ほどでした。

2.残高証明書のコピー
残高証明書のコピーを手配します。
通常、50万円以上の残高証明が必要です。
銀行の混み具合にも寄りますが、私は比較的すぐに残高証明証を受け取ることができました。

3.保険の契約書
留学用に保険に入る必要があります。
緊急時の場合に備えて、コピーを何枚か手元に置いておくといいと思います!

これらを台湾の大学に提出して、しばらくして、ようやく大学入学許可書が届きます。
なので、留学の準備はお早めに!

必要書類提出@大使館

ビザ申請必要書類が集まったら、次は大使館へ提出しにいきます!
そこで、台湾の大使館はどこにあるのか、地区の指定はあるのかなど詳しくシェアしていきたいと思います!

ちなみに、台湾ビザは台北駐日経済文化代表処のみ可能です!(中国の領事館・大使館では不可能)

台北駐日経済文化代表処は札幌、東京、横浜、那覇、札幌、大阪、福岡にあり、居住地によって申請可能区域が決まっています。

東京:台北駐日経済文化代表処 〒108-0071 東京都港区白金台5丁目20−2
午前:09:00~11:30 午後:13;00~16:30 (月~金 祝日を除く)

大阪:日本、〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3−18
中之島フェスティバルタワー17階・19階 
時間:午前9:00-12:00 午後13:00-18:00 (月~金 祝日を除く)

ビザ費用・種類について

台湾の留学ビザは2種類あります。料金や種類の違いをここで詳しく説明していきます!

居留ビザ(シングル) 6,900円
居留ビザ(マルチ)  13,900円  
(受け取り時払い)

★シングルとマルチの違い

マルチビザは何度でも台湾に入国可能で、シングルビザは一度のみ台湾への入国可能です。

ちなみに居留証を発行する場合は、マルチが必要です!
半年以上留学する予定の人がシングルを取ると、一度日本へ入国するとその時点でビザは無効になってしまいます。

なので、半年以上留学予定の方はマルチビザをとることをお勧めします!

参考:https://www.roc-taiwan.org/uploads/sites/44/2016/03/規費PDF日文版新20171110.pdf

基本的に、休館日を除いた申請日翌日にビザは交付されます。

★ただし、ビザの費用の半分を、ビザの支払いとは別に払えば、午前中に申請したビザを当日受け取ることも可能です。

ビザのネット申請は思ったより簡単でしたが、ビザを申請するのに必要な書類を手配するのに時間がかか理ました。

★今から話しますが、ビザ取得には大学の入学許可証が必要です。
大学の入学許可証を取得するためには、健康診断が必要です。

その2. 留学前にかかった費用

ビザを取得したら、ようやく一安心です。
では、ここまでにいくらかかるかと言うと…..

~事前準備費用総額~

パスポート …                  11,000
航空券   …                  32,000
留学ビザ  …                  13,900
健康診断  …                  10,000
海外保険  …                  250,000 

トータル                     316,900

あらためて見ると結構かかりますね….
海外保険の費用は留学期間によって前後します。
皆さんの参考になれば幸いです!

その3. 留学後にかかる費用(交通費・住費)

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留学前の費用が分かったところで、今度は留学後に実際どれくらいの費用がかかるか、知りたいですよね?

そこで私が台湾へ来てから、かかっている主な生活費を表にまとめてみました!

寮の費用

ドミトリー、トイレ・シャワー共有
一学期/半年21,000NTD(約84,000円)月々約14,000円 (電気代抜き)

台北の交通費


基本料金料金の仕組み
バス片道15NTD(約60円)少し距離があれば30NTDの場合も
MRT近距離20~30NTD(約100円)バスから MRT に乗り換えんぐ、少し割引される
タクシー日中初乗り:70NTD(約280円)夜23~朝6時初乗り:90NTD (約360円)250m・時速5Km以下で走行時、1分40秒ごとに5NTD(約20円)加算

生活費は色々併せると毎月大体14,000元くらいです!
食費はなんだかんだで朝・昼・晩入れて1日200〜300元ほどかかってます。

その4. 大学の様子/ 私の留学スケジュール

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次に、私の中国文化大学でのスケジュールを共有したいと思います!
ちなみに、私の大学は1授業100分、間休憩が 10分あります。

月曜:10:10~12:00、13:10~15:00
火曜: 8:10~10:00
水曜:10:10~12:00、15:10~17:00
木曜:10:10~12:00
金曜:10:10~12:00、13:00~15:00

授業は毎日あります。

放課後は、日本語学科の台湾人の学生と交流会が時々あるので、一緒にゲームをしたり、図書館で勉強したりしています。
また、中国文化大学は陽名山という山の上にあるので、下山し市内で遊ぶこともあります。(平日の放課後は市内までの道が混んで、普段 20分の道が 2時間近くかかることもあります‥‥)

特別編:私がちょっぴり後悔したこと

今回特別に、私が台湾に来て、ちょっぴり後悔したことを皆さんに共有したいと思います。

台湾留学を始めるにあたって、日本食が恋しくなると思って、日本食を持って行こうと考えていました。
ですが、台湾には日本の商品がたくさんあります…..

後々本当に持ってくるべきものに気づきました。
それは… 本!です。

台湾にも日本の書店はたくさんありますが、HSKの日本語参考書や日本語の小説はありません。

なので、参考書は多めに、次の次に使う予定のものまで持ってきたほうが、良いと思います。

私は日本の実家から宅配で送ってもらいました。
寮の住所へ送ってもらうことは可能ですが、実家から送ってもらった際にかかった送料は 2700円でした!(たぶん日本の送料が高い…)
そして、荷物到着までに1週間から2週間かかります。

ならばあらかじめ持ってきてしまったほうがいいのでは?と私自身も思いましたし、友人もよく言っていました。
そんなこともあり、一時帰国後には、私を含め、友人はみな、本を多めに持って帰っていました。

特別編2:台湾での生活、意外・感動 

私の大学には、台湾人はもちろん、中国人・香港人もいます。
現在、香港頑張れの張り紙が、学校の掲示板に生徒たちの手によってたくさん張られています。

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それを見て老若男女みんなが足を止めます。
台北市内でも香港系の店主の店には、香港に対してメッセージを書いて張れるブースが用意されているお店がちらほらあります。

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日本では正直あまり政治面においての市民の声を直接見かけることがないです。なので、台湾へ来て、香港の問題もあり、このように日常的に国の問題に対して反発する市民の声をはじめて直接聴きました。
これは、日本ではなかなか体験できない貴重な光景だと思いました。

台湾留学に来ると、国際問題に対する一般の人たちの声を直接聞き、感じることが出来ます。(少なからず日本よりは‥!)

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安西悠

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