こんにちは!applemintのKayです。
台湾が日本アニメ天国であることを皆さんご存知ですか??去年「鬼滅の刃 劇場版」が台湾でも大ヒットしたことは有名ですが、台湾は本当に日本アニメ好きが多いんです!
とはいえ、台湾で日本アニメが流行っていると言われても、コロナで渡航ができない今、具体的に何が流行っているのかイメージが湧きませんよね…。
そこで、現地の実態を探るべく、先日実際に台湾のコミックマーケット(通称コミケ)に出向き現地調査をしてきました!
コミケといえば日本で一番有名なアニメイベントですが、実は台湾のコミケも多い時には6万人を動員する一大イベントなんです!
そこで今回は、アフターコロナの際に台湾コミケ進出を考えている方&日本アニメ業界の方に向けて、台湾コミケの現状と攻略法、活用法をサクッとお伝えしたいと思います!
渡航制限で台湾に来られない今、現地の生情報が得られるのはapplemintのブログだけ。今だからこそ一足早く、アフターコロナに向けて台湾コミケ進出&活用のプランを立てちゃいましょう!
現場では何が売れていたか
今回私が参加したFancyFrontierですが、こちらは台湾でも一番の規模を誇るコミケです。会場の雰囲気は日本のコミケと変わりませんでした。
私が見たところ、今回の会場で特に売れていたのは、以下の5つです。
- 台湾コミケで特に売れてたもの5つ
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1. 鬼滅の刃の同人グッズ(自作のタオルや掛け軸など)
2. 男性向け同人誌(日本人気アニメやゲームの二次創作漫画)
3. 女性コスプレ用グッズ(猫耳、しっぽ、衣装など)
4. 女性コスプレ写真集(日本人のコスプレイヤーの写真集もありました)
5. 日本の人気アニメショップ「まんだらけ」の同人誌販売
ここから分かったことは、やはり鬼滅の刃の人気が根強いこと、そして台湾では意外と男性向けの商品が売れているということです!
これは女性向け商品が比較的多い日本のコミケとは逆だったので、意外でした!
この傾向ですが、台湾では男性が結構アニメグッズにお金を使うとの話も聞いたことがあり、日本よりも男性向けのアニメ商品が売れる可能性があります。

私の男性の友人も、身内から借金をしてフィギュアを買っていました…。
現場にはどんな人がいたか
次に会場に来ていた客層について紹介します。
まず女性は主にコスプレイヤーが目立ち、買い物だけが目当てという人は少なめでした。これは時間が遅かったことも関係しているかもしれません。(買い物客は売り切れを恐れて早く来るので)
また、コスプレグッズの購入が目当ての女性もたくさんいました。
会場の外も中もコスプレエリアがかなり広く、キャラから時代物、ロリータ系まで幅広いコスプレイヤーがいました。
値段は全体的に日本より少し安い気がします。クオリティの高いものから低いものまであり、私が買った炭治郎のお面(みたいなもの)はすでに一部、紙が剥がれていました…泣。
一方男性は、コスプレイヤーの他に、フィギュアマニア、ミリタリーマニア、同人目当ての参加者など幅広い層が参加していた点が印象的でした!
いずれにせよ、男性の参加者の方が圧倒的に多く、やはりここでも男性向けの商品の可能性を感じました。
現場で出店者が行なっていた工夫
あと1,000近くの団体が出店するコミケ攻略では、目立つ工夫も必要です!
もともと知名度のある団体は、あえて工夫しなくても行列ができるのでいいのですが(例えば「まんだらけ」とか)、他の店舗は限られた客層の取り合いになります。
ブースの幅や出店場所が決まっているのでできることは限られますが、私が見たところ「縦にスペースを使って高い位置に商品を展示している」ブースは、遠くからでも目立っていました。
この鬼滅の刃の掛け軸は、遠くからでも目を引かれました!(2,500円なので買えばよかったかも…)
台湾のコミケ出店はあり?
結論は「あり」だと思います。理由は以下の3つです。
ちなみに、コスプレコーナーの様子はこんな感じです。
余談ですがコミケではコミュニケーションも売れ行きを大きく左右するので、個人の場合は先に中国語を勉強するか、台湾の友人を作ることをおすすめします!
ちなみに applemint では台湾でアニメグッズを販売したい会社に向け、台湾でのアニメグッズの販売のお手伝いや、KOLの手配、そして台湾向けの SNS 運用をしています!
以前弊社のクライアントのコナングッズを売る会社さんに対して、弊社はRyo.盛夏微涼さんというユーチューバーの手配をしました。また他にも、インスタやFacebookを活用したアニメ関連のマーケティングも実施中です。もちろん台湾からの現地情報もいち早くお届けできます。
もし台湾アニメ業界に進出したい企業の方は、ぜひこちらからご連絡ください!
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