こんにちは!applemintの津山です。
2023年、コロナで屋外でのマスク規制が無くなった今、メイクしないとまずい!とお悩みの女性も増えているのではないでしょうか?筆者も実はその一人です。
今日は、そんなちょっとブルーな皆様にワクワクしてもらうため、台湾の優秀プチプラコスメを紹介します。台湾は現在全く入国制限がなくなっているので、連休を利用してぜひ遊びに来てほしいと思います。その際にはぜひこのブログを参考にしてください。
「化粧品」というと韓国を思い出すかもしれませんが、実は、台湾の化粧品市場もここ10年、拡大し続けています。最近ではPinkoiなどでも少し登場するようになりましたが、台湾には薬局でも手に入る、可愛いコスメがたくさんあります!
また、最近、台湾ではオンライン診断を活用したコスメ販売がどんどん活発化しています。しかも台湾の開発したアプリは、あの資生堂でも利用されるほど、優秀なんです!
そこで今回は、台湾の化粧品市場の現状と、コスメ販売のあり方を変える台湾発超優秀メイクアプリ、そして、今大注目の台湾化粧品ブランドを紹介します。
お隣台湾のコスメ事情が知りたい人や、AIによる化粧品診断が気になる人、台湾で新しいお土産を見つけたい人は必見です!
台湾の化粧品市場の現状
まず最初に台湾の化粧品市場の現状を紹介します。台湾の経済部によると、台湾の2022年医薬化粧品売上は約8,000億円を超える見込みです。大体6割が化粧品の売上と言われています。

台湾の医薬品や化粧品の卸売売上推移を見ると、ここ10年、コスメ関連も含めた売上高は堅調に拡大していることがわかります。

コスメ市場成長の主な理由は台湾の生活水準の改善です。実際台湾の平均給与は、この10年で約1.2倍になりました(参考:台灣民國統計資訊網)。生活に余裕が出たことで美容に興味を持つ人が増え、化粧品市場も共に成長したと考えられます。

そしてもう一つ面白いのが、男性用化粧品市場の伸びです。調査会社のアンケートによると今や5割以上の台湾男性がスキンケア商品を使っています。個人的には韓国アイドルの影響ではないかと思っています…。
台湾人にとってオシャレ度では韓国>>>日本なんです(泣)
台湾の化粧品市場が抱える問題
順調に成長している台湾の化粧品市場ですが、問題もあります。データによると、化粧品小売業が抱える問題TOP3は値下げ競争・差別化の難しさ・人件費の高騰です。

そこで、化粧品小売業はデジタル市場の活用、つまりネット販売に活路を見出そうとしています!台湾経済部の調査によると2020年上半期には医薬・化粧品小売業のネット販売が前年同期比の27%増となり、小売業全体の平均(17%)を大きく上回りました。

これらのユーザーを取り込むため、台湾の化粧品小売業ではますますネット販売へのシフトが加速しそうです!
台湾発の超優秀な化粧品AI診断アプリ
化粧品のネット販売に立ちはだかる問題は、やはり「使用感」をどう伝えるか、という点です。
そこで活躍するのが、自分に合う化粧品をAIが診断するアプリです!実は台湾の「玩美移動」という会社が、「使用感」の問題を解決できるかもしれない超優秀なアプリを作りました。それが「YouCam」シリーズです。

このYouCamシリーズ、実は世界ですでに9.2億回ダウンロードされています。このアプリでは、自由に髪や唇の色が変えられたり、肌年齢診断ができたりします。
あと見たくないかもしれませんが、50年後の自分の顔を見られる機能もあります(笑)。

私の50年後はお母さんに激似でした(笑)
Perfectが作った専門家向けのAR・AI診断機能は、エスティローダやロレアル、資生堂など国際的な美容ブランド270社が利用し、店頭やオンラインで活躍しています。自分の肌質や色味から最も適した化粧品がわかります。
この機能はYouCamにもついており、私の自撮り画像からも肌に合いそうなプチプラ化粧品を紹介してくれました!しかも無料です! ちなみに2回試した結果は以下です。
まだ判定結果にブレがあったり(15歳と33歳!?)、カバーしている商品の幅の狭さを感じます…。今後もっと精度が改善して選択の幅が広がれば、オンラインで化粧品を選ぶのが当たり前の時代が来そうです。
日本の化粧品企業が台湾に進出する時は、広告だけでなくスマホアプリとも連携していくことが認知度アップにつながりそうですね!
台湾で今買うべき化粧品
台湾発コスメで有名なのはなんと言っても美容マスク「我的美麗日記」ですが、それだけではありません!台湾人のオシャレ度が上がっている今、 現地優秀コスメが多く生まれ、台湾通の日本人の中では、Pinkoi等で話題になっています。
そこで以下では、台湾に来たらぜひ試してほしい台湾コスメブランドを紹介します。いつもお土産が美容マスクで飽きてきたな〜という人は、次はここを攻めれば間違いありません!
1028
1028は大学生の間で好感度No.1のブランドです。コンセプトは「手頃な値段」・「アジア女性の肌や輪郭に合った設計」・「保養成分配合でメイクと同時にメンテナンス」で、日本人にとってはいいとこだらけの化粧品です!しかもドラックストアで買えます。
このブランド実はもう一つ密かな話題があります。それは創始者が金城武に似た超イケメン、台湾の美容王子と呼ばれる「小凱老師(Kai)」なんです。1028は小凱老師の自分の誕生日だそうです。
Kaiはほんとにイケメンです🤤
1028は可愛いのに安い、かつ高性能のリップが1500円以下で買えます。日本でも販売代理店で買えますが、輸入品扱いとなり価格が2倍に…。台湾のドラックストアならどこでも売っているので、絶対に台湾で買うことをお勧めします!

FreshO2
FreshO2はディズニーや鬼滅の刃など人気キャラとコラボし、オリジナルでキュートな化粧品を販売しています!
しかしFreshO2は見た目だけでなく、実はバイオ医療研究所を親会社にもち、専門的な研究チームが開発した本格コスメでもあります。同時に、動物愛護を強く支持し、動物の毛を使わない化粧用品の開発なども行なっています!
エコに力を入れる台湾らしいブランドとも言えますね。
カワイイ化粧品以外にも、オシャレなデザインのコスメがたくさんあり、高級コスメブランドにも負けないパッケージになっています!プレゼントや、特別な人へのお土産にオススメです!
2022年7月現在pinkoiで購入できる様ですので、気になった方はぜひ試してみてください!
パイナップル化粧水

最後は、台湾パインを使った化粧水(金鑽鳳梨保濕嫩白化妝水)です。2019年にパインの産地「屏東」(ピンドン)で生まれたこの化粧品、中国が台湾パインの輸入を禁止したときに一躍話題になりました。
パインの香りがしますが甘さやベタつきはなく、中には、バイオ技術で取り出したパインの酵素たっぷり含まれています。パッケージのパインの絵もとってもキュートですよね!日本人なら絶対喜ぶお土産だと思います。
残念ながら、入手する方法はネット購入か屏東(台湾南部)に行くしかないので、観光がてら台湾南部を旅行して、ついでにゲットするのがいいかと思います。台湾経済とパイン消費の応援にもなって一石二鳥です。
いかがでしたか?皆さんも次に台湾に来るときは、台湾人のメイクにも注目しつつ、台湾の優秀コスメをたくさん試してみてくださいね!
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