【2026年台湾で起業するなら?】台湾起業8年の佐藤が勝手に考えたアイデア

【2026年台湾で起業するなら?】台湾起業8年の佐藤が勝手に考えたアイデア

こんにちは!台湾でデジタルマーケティングの会社 applemint の代表を務める佐藤(@slamdunk772) です!

今日は、これから台湾で起業を考えている方に向けて、僕なりに考えているアイデアを勝手にお話ししたいと思います。

こう見えて、私 applemint 代表佐藤は台湾で起業して今年で9年目でして…AI に脅威に晒されながらも10年は踏みとどまれる予定です😅

なので、まあそれなりに説得力はあるのではないかと、個人的には思っています。

それでは、さっそく始めましょう。

アイデアその1. 日本人が台湾の食べ物にローカライズした飲食店

牛肉麺屋 in 【2026年台湾で起業するなら?】台湾起業8年の佐藤が勝手に考えたアイデア

2026年1月現在、台湾には本当に多くの日本の飲食店が進出しています。

台湾に来たことがない日本人が初めて台湾 (台北) に来ると、「えっ、日本食のレストランこんなにあるの?」と日本食チェーンの多さにびっくりします。

そんな日本の飲食店ですが、今のところ多くは「日本の料理をそのまま持ってくる」という形態を取っています。

例えば、牛丼屋さんが台湾に来たら牛丼を売り、ラーメン屋さんが台湾に来たら日本のラーメンを売る、という感じです。

コロナ前まではそれでも問題なかったと思いますが、今と当時では状況が大きく違います。円安です😭😭

日本人は、日本円が米ドルに対してどれだけ安いかに目が向きがちですが、実は2026年1月現在日本円は台湾ドルに対しても歴史的な円安水準になっています。

しかも、この円安は構造的な問題だと言われており、今後数年は続くと見られています。

その結果、多くの台湾人が日本旅行を「割安」だと感じるようになり、2024年には、なんと約600万人の台湾人が日本を訪れました(コロナ前は400-500万人)。

おそらく600万人前後が一つの天井だと言われていますが、この流れが続くと、例えば単価の高い日本食屋さんは台湾で分が悪くなると、僕は考えています。
なぜなら、「その値段なら日本に行くまで我慢しよう」という心理が働くからです。

実際、台湾で飲食店を経営する知り合いから聞いた話では、2026年1月現在、台湾で人気の日本食は、定食やラーメン、うどんなど、単価が300〜400台湾ドル程度の「プチ贅沢」な日本料理だそうです。

一方で、客単価が700NTD~1000NTD を超える、日本食屋さんの多くは台湾でかなり苦戦しているそうです。

「えっ、じゃあラーメン屋いけるじゃん!」と思うかもしれませんが、台湾における日本のラーメンは“プチ贅沢”のカテゴリーに入るため、なかなかリピートにつなげるのが難しいんですよね。

台湾でラーメンって200-250台湾ドルするんですけど、これは少し高い印象です。
日本でも、毎日のお昼ごはんに毎回1,300円くらいは払わないですよね?

さらに、これだけ多くの台湾人が日本を訪れるようになると、ヨーロッパやアメリカと比べて、日本食はもはや「レア」な存在ではありません。

だから僕なら、日本人の職人気質を活かして、台湾のローカル料理を作ります。

実際に、日本人が台湾と日本のテイストをうまく融合させた牛肉麺店「江牛樓」は、連日多くの人が列をなしています(もちろんオーナーさんが台湾に理解があって、努力の末今の繁盛があるのですが)。

このほかにも、例えば日本人が「日式の朝ごはん屋」をやるのではなく、日台フュージョンの朝ごはん屋さんを出したほうが、2026年現在は個人的に成功確率が高い気がします。

台湾人が大好きな蛋餅を日本人がアレンジするのも面白そうですし、鹹豆漿に日本の出汁を使ったり、台湾式おにぎりも、台湾の餅米や油條といった主要な具材は残しつつ、日本の要素を取り入れる——そんな試みがあったら面白いなと思っています!

アイデアその2. 内装

内装 in 【2026年台湾で起業するなら?】台湾起業8年の佐藤が勝手に考えたアイデア

現在、日本のお客さんと内装関連でさまざまなやり取りをすることがありますが、正直なところ
「あ、これ、僕が日本人の方を間に入れていなかったら、この案件は台湾で爆死していたな……」

と思う場面は少なくありません。

例えば、内装工事が終わったあとのちょっとした片付けや、ポップアップ終了時の商品の取り扱いなどについて、台湾の内装業者さんは基本的に細かいところまでケアしてくれません。

これは実際にあった話ですが、あるお客さんが台湾でポップアップ撤収の際、こちらがご紹介した日本人の内装業者さんに対して、

「商品が移動中に汚れるのが嫌なので、ビニール袋などで上から保護してもらえますか?」

とお願いしましたが、これをそのままローカルの業者さんに頼んでいたら、絶対してくれてないと思います。向こうからは、「自分でやれよ」と言われていたでしょう。

では、最初から日系や日本人の内装業者さんにお願いすればいいかというと、確かに日本人は融通がきいて柔軟ではありますが、その分、費用がそれなりにかかります。

大企業であれば問題ないでしょうが、現在は歴史的な円安ですし、多くの中小企業にとって、毎回日系企業に内装を依頼するのは、大きなコスト負担になります。

そう考えると、台湾における内装業の需要は、かなり大きいと感じています。

台湾にいる日系の内装業者さんよりも少し安くて、でもローカルよりは高くて、ちゃんとしてくれる内装業者はかなり重宝されるでしょう。

ただし、内装は一人ですべて完結できる仕事ではないため、中国語力はもちろんのこと、きちんと仕事をしてくれるローカルのパートナーの選定が必要です。
あと、台湾だとほぼ必ず納期が遅れるので、納期通りに動いてもらうための台湾人との信頼関係づくりも必要で、起業ハードルはやや高めです。

顧客獲得についても、最初は相当な努力が必要になるでしょう。
ただ、一度ポジションや評判を確立できれば、かなりチャンスはある分野だと思います。

アイデアその3. 東洋医学、マッサージ、ドリンクスタンドなどなど

ドリンク店 in 【2026年台湾で起業するなら?】台湾起業8年の佐藤が勝手に考えたアイデア

最後に、かなりざっくりですが、僕なりの起業アイデアをまとめます。

結論から言うと、「台湾人が日常的・習慣的に行っていること」に日本の要素を掛け合わせることが、今後はいいと思っています。

例えば、台湾の人にとって保温瓶は「一人一つ持っていて当たり前」と言っていいほどのマストアイテムです。
その理由は、体を冷やさないためですが、これには東洋医学の考え方が強く影響してます。
台湾人は日常的に温かいものを飲むから、保温瓶は台湾で売れます。

こんな感じで、台湾人が日常的にしている事や習慣を日本人の観点でアレンジするのが、僕はいいと思っています。

マッサージも、台湾の人にとってはとても日常的な行為です。
極端な”富裕層向け” みたいな価格設定をしなければ、十分にビジネスチャンスはあります。

例えば、足裏マッサージのような台湾式の定番サービスに、何か日本的な要素をプラスするとか、そんな切り口は、かなり面白い展開になる気がしています。

あと、ドリンクスタンドも、日本の要素を取り入れると面白そうですね(すでに多くの台湾系ドリンクスタンドが取り組んでいますが……)。

抹茶は世界的に価格高騰が続いているので、いったん置いておくとして、日本の要素を取り入れた「タピオカ系ドリンク」のようなものを実現できれば、十分に可能性はあると思います。

苺大福ラテ?😅(自分はタピらないのでよくわかりませんが…)

また、台湾のドリンクスタンドは基本的にフランチャイズ展開が前提のビジネスモデルなので、台湾のビジネスモデルも参考にし最初からフランチャイズ化を見据えて始めるのが良いと思います。

以上、applemint代表・佐藤による、2026年の台湾起業アイデアでした!

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Leo Sato 佐藤峻

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