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【Facebook 天下台湾】ユーザーの検索履歴を広告利用?!「追跡型広告」ターゲティングの見直しで CPA 21 %削減!

【Facebook 天下台湾】ユーザーの検索履歴を広告利用?!「追跡型広告」ターゲティングの見直しで CPA 21 %削減!

こんにちは、applemint 広告運用担当の Hiro です。

最近 Google や Safari などサーチエンジンで検索した商品やサービスがすぐさま Facebook やインスタグラムの広告に現れるなんて事ありませんか?
個人的には探している商品の広告が増えてすごく便利になったなと感じています。

ご存知の方は極わずかだと思いますが、先日 Facebook が ユーザーの検索履歴を広告に利用するアップデートを行いました。
簡単に言うと、ひとりひとりのユーザーに合わせて最適化したサービスを提供するパーソナライズ機能ができました!という発表です。

台湾では人口の 80% が Facebook ユーザーと台湾では圧倒的なユーザー数を誇る最大の SNS であり最大の広告媒体です。
従って広告主や運用者の私たちにとって Facebook のターゲティング精度向上はグッドニュースですが、ユーザーの中には広告に追いかけ回されるのはもう勘弁…なんていう方もいるのではないでしょうか?

というわけで、今回は Facebook による「追跡型広告」における影響 ①広告主編 ②ユーザー編の二部に分けてメリット、デメリットを解説した後に追跡型広告の活用方法を伝授します!

追跡型広告とは?

Facebook is watching you

ユーザーがウェブサイトで検索した内容を基に Facebook 広告を表示させる機能で、興味関心ベースでの広告のパーソナライズを可能にします。
例えば旅行に関連するウェブサイトを閲覧するとホテルや航空券に関する広告が表示されたり、オンラインでランニングシューズを購入するとスポーツアパレルの広告が表示されたりします。

従来は購入意欲の高いユーザーへリーチするためには Google 検索広告を用意するくらいしか対策方法がありませんでしたが、Facebook 広告がそこに加わりリアルタイムで購買意欲の高いユーザーへリーチできるようになります。
革命的なアップデートと感じるのではないでしょうか?

ただ、今に始まったことではありませんが、検索の度に情報収集されているという感覚は少し受け入れがたいような気持ちになるというのもホンネです…。

ではなぜ Facebook にこのような追跡型広告が可能なのでしょうか?

それはユーザーのみなさんが知らず知らずのうちにモバイルやパソコン、タブレットなどの追跡機能をオンにしているからです。
この機能をオフにする方法はブログの最後で詳しく触れます。

という事で、まずはこの機能がオンだった場合の広告主とユーザーのメリット・デメリットをお話しします。

追跡オンのままにした場合の影響は?

①広告主

メリット:
Facebook 上以外でのリアルタイムなユーザー行動が広告ターゲティングに反映できるようになるため、興味・関心ベーズターゲティングの精度向上による広告効果の改善が期待できる。

デメリット:
特になし。(強いて言うならプライバシー保護の責任を一部負わされる可能性あり。)

NEXT ACTION:
興味関心ベースでのターゲティングを見直す。
興味・関心を具体的な顧客行動を踏まえたターゲティングにシフトすることでより的確な健在顧客へのアプローチを行う。
*例えば、商材がランニングシューズであった場合、「スポーツ好き」ではなく「ランニング」「NIKE」「WorldGym(台湾最大のジム)」など具体的な項目へ切り替える。

弊社では広告オーディエンスのインタレスト細分化テストを実施した結果、最近ではとあるスキンケア商材でコンバージョン単価 の 21% 削減に成功しています。

②ユーザー

メリット:
今探している商品やサービスを自動的に広告表示してくれるようになり便利。
自分とは無関係な広告を見る機会が減る。

デメリット:
たまたまウェブで調べただけなのに広告がでるようになってしまった。
セキュリティー問題を起こしがちな Facebook に媒体の枠を超えてまで情報収集されたくない!

NEXT ACTION:
デジタル広告のプライバシーに気をつける。

検索履歴を追跡されて特に問題がない私にとっては、広告が自分仕様にパーソナライズされていくのは結構ありがたいのですが、周囲の声としては感情的にネガティブなものが多数でした。
ただ実際のところ起こりうるデメリットというのはなさそうです。

 《余談》Facebook のパーソナライズはこれだけじゃない!
関連して広告のパーソナライズの設定項目のうち、完全に表示停止可能な商品ジャンルが3つあります。「アルコール」「子供の教育や育児」「ペット」の3つです。これらが何故特別ジャンルの扱いなのかの理由は公開されていないのですが、多数ユーザーの強い希望あっての計らいなのでしょう。Facebook の設定画面で表示のオフ設定が可能ですので、ご活用ください!

さて、ここまでで機能についての解説は以上です。次の章では追跡をオフにする設定手順をご紹介しておきますので必要な方はご活用ください!

追跡機能オフにする手順

設定方法は、①デバイス上の設定画面から追跡機能オフにする ② Facebook アカウント内の設定から追跡をオフにする2通りの方法があります。

①のデバイス設定ではスマホ、パソコン、タブレットなどの使用するデバイス全てで設定の変更を行う必要があるため、今回は②の Facebook アカウント内の設定から追跡をオフにする方法をご紹介します。

今回は iPhone の画面でご紹介します。(その他デバイスでも手順は同じです。)

ではまず Facebook アカウントにログインしてください。ログインしたら右下のハンバーガーマークをタップして設定画面に入ります。

Facebook設定

[設定とプライバシー]をタップするとドロップダウン画面が表示されます。その中の[設定]をタップします。

設定とプライバシー

各種設定項目が出てきますので、[広告]という項目を探してください。

広告

[広告設定]をタップします。

広告設定

続いて下記[パートナーからのデータに基づく広告]をタップします。

パートナーからのデータに基づく広告

注意書きやポリシーの説明が色々出てきますが、右下の[次へ]をタップします。(このページの要約は次の章にまとめておきます。)

次へ

デフォルトは下記のように「許可する」がオンになっています。これをタップしてオフ状態にして設定完了です。

許可する

さて、ここで残念なお知らせです。

実はこの設定は単に表示される広告をパーソナライズするかしないかの設定変更でFacebook による検索履歴の情報収集は継続されています。

追跡をオフにしても情報収集はされている

答えは YES です。
以下にわかりやすくまとめました。

▼許可する・許可しない場合の相違点
データの使用を許可する(追跡オン):ウェブサイトの利用履歴を使った広告パーソナライズ行う。
データの使用を許可しない(追跡オフ):利用履歴を使ったパーソナライズを行わない。
▼注意事項
*収集された情報は第三者に提供されることはありません。
*この操作を行っても表示される広告の量は変わりません。
*「許可しない」を選択した場合、関連性の低い広告の比率が増えることがあります。

つまりデータを利用して広告を自分仕様にするかしないかの変更であって、情報収集をするしないの変更ではありません。というお断りが遠回しに書かれています。

「どうしても情報を渡したくない!」という方への最終手段ですが、シークレットモードを使うに限ります。

Facebook は Cookie を使用して情報収集を行っているため、Cookie が無効の状態であれば情報収集を止めることができます。
どうしてもという方はこの方法で追跡脱獄にチャレンジしてみても良いかと思います!

ここまで Facebook の新たな機能「追跡型広告」についてご紹介しました。
広告運用者らしからず広告追跡からの脱獄方法について解説してしまいましたが、弊社applemint は台湾で日系企業の広告運用代理やマーケティングの顧問を主に行っております。

無料のご相談やお問い合わせはこちらまで。

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