台湾留学中にマーケターとして働いた3ヶ月|applemintインターンのリアル

台湾留学中にマーケターとして働いた3ヶ月|applemintインターンのリアル

こんにちは、applemintでインターンをしている関本です。

台湾に留学中、「実務経験を積みたい」と思い始めたのがきっかけで、applemintのインターンに応募しました。

正直なところ、最初はSNSマーケティングの知識もほぼゼロ。でも3ヶ月が経った今、動画制作・データ分析・コンテンツ企画まで一通り経験できました。

このブログでは、「実際に何をやったか」「何に苦労したか」「何を学んだか」を、包み隠さずお伝えします。

applemintでのインターンを少しでも考えている方にとって、参考になれば嬉しいです。

インターン中に取り組んだ業務

ChatGPT Image 2026年5月12日 14 44 21

3ヶ月間のインターンの業務は大きく4つに分かれていました。

①ショート動画制作:担当ホテルの動画を8本制作。日本語・繁体字中国語の2言語対応。

②データ分析・改善:スワイプ率・リテンションを確認し、週次の改善会議で共有。

③コンテンツ制作:ブログ4本の企画・執筆、YouTube動画の企画書作成。

④その他実務:取引先会議のオブザーブ、金曜定例会参加、日→繁中の翻訳業務。

メイン業務:ショート動画制作

インターン中のメイン業務は、クライアントのホテルのショート動画制作でした。

台湾・日本それぞれのターゲットに向け、合計8本を制作。
同じホテルを題材にしても、どちらの言語・文化に向けるかで構成がまるで変わります。

以下が実際にお客さん向けにサンプルで制作した1本目の動画です。

https://youtube.com/shorts/NhpcJrSscJE?si=v-Wz3sGdnk0s4xI6

単に「映像をつなぐ」作業ではなく、冒頭の2秒で何を見せるか、ナレーションのトーンをどうするか、テロップの量をどこまで絞るか──こうした設計の判断が毎回発生します。

最初は何となくで作っていましたが、データを見るうちに「最後まで見てもらえるにはどうしたらいいか」「スワイプされないためにどのような工夫が必要か」を考えるようになっていきました。

定例会・ワークショップについて

ショート動画の制作以外にも、毎週金曜日の朝9:00に行われる定例会に参加したり、不定期で開催されるワークショップに参加したりしました。

参加したワークショップのなかで、特に印象的だったものはGPT Image 2.0を使った広告バナー制作です。

「AIにバナーを作ってもらう」のではなく、まずターゲット分析から入るのがこのワークショップの肝でした。

GPT Image2.0 でそれっぽいバナーは誰しも作れるようになりましたが、結局のところそのバナーが「誰のために」、「なんの目的で」、「何を伝えたいか」を効果的に伝えないといけない話がありました。

そこで、9 タイプのターゲティングや 3C の考え方をもとに、顧客を認知・検討・購買の各段階に分類し、それぞれに向けた訴求を設計した上で、バナーを3種類制作しました。

私が担当したのは日本発の靴ブランドのクライアント。実際に取り組んでみて気づいたことが2つあります。

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気づき 01 認知段階と検討段階では、訴求の仕方がまるで違う

「このブランドを知らない人」と「すでに比較検討している人」では、バナーで伝えるべきことが全く異なります。

同じブランドの広告でも、ビジュアルやメッセージの違いで届く相手が全く変わるという感覚を、実際に作りながら掴んでいきました。

気づき 02 プロンプトは、何度も試行錯誤して初めて形になる

最初は思ったような出力が得られず、表現を変えながら何度も試しました。また、このバナーがどんな目的で誰に向けられたものなのかを考えることを意識しました。

完成したバナーが見やすいかどうか、そのブランドイメージを保っているかどうか、一目みてメッセージがわかりやすいかどうかなど、AIで作った70パーセントのものを100パーセントに向けてより良くする過程が印象に残りました!

3ヶ月で得た4つの学び

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学び 01 「作る→分析→改善」の繰り返しが全て

最初の動画を1本を出したとき、再生回数はほとんど伸びませんでした。それは、「いい動画を作れば伸びる」という思い込みが崩れた瞬間でした。

そこから意識が変わり、「なぜこの数字なのか」をデータで確認してから次の制作に入るようになりました。視聴時間グラフのどこで山が下がっているかを見れば、どのシーンが飽きられているかが分かります。

この「動画作成→分析→改善」のサイクルを繰り返せた動画ほど、数字がついてきました。

学び 02 ターゲットが変われば、動画はゼロから設計し直す

日本人向けと台湾人向けでは、同じホテルを紹介する動画でもアプローチが全く変わります。

🇹🇼 台湾人向け

  • CP値(コストパフォーマンス)を冒頭で即提示
  • 価格・特典情報を前面に
  • テンポ速め・情報密度を高く
  • 「お得感」が最大の動機

🇯🇵 日本人向け

  • 雰囲気・情緒から入る
  • 品質・安心感を丁寧に伝える
  • 「信頼できる情報か」が判断基準

同じ素材を使っても、ターゲット設計が変われば別の動画になります。この感覚は、実際に作って比べてみて初めて実感できたことでした。

学び 03 「最初の2秒」でほぼ決まる

データを見て一番驚いたのが、冒頭のスワイプ率(離脱率)の高さです。

どれだけ中盤が良くても、最初の2秒で「見る価値がない」と判断されれば終わりです。

それ以来、感情トリガー──驚き・共感・好奇心──を冒頭に置く設計を意識するようになりました。また、あえてネガティブなフックを入れることで全視聴者に興味を持ってもらえる動画構成を心がけるようになりました。

学び 04 AIを使いこなすことで、仕事の質とスピードが変わる

企画書作成・構成案の壁打ち・ナレーション改善──さまざまな場面でAIを活用しました。

applemintではAIを積極的に取り入れる文化があり、手間のかかる作業をAIに任せながら、空いた時間で別のタスクを並行して進めるという働き方を自然と身につけました。

「どう指示するか・どう活かすか」を考える力が、このインターン期間を通じて確実に成長したと感じています。

成果と、まだ届かなかった壁

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制作した動画数:8本

YouTubeショートの視聴回数:1,000回以上

次の目標:10,000回を超える動画の制作

1,000再生を超える動画を制作できたことは、素直に手応えを感じました。

でも正直に言うと、目標であった1万回には届きませんでした。

分析してみると、「すでにそのホテルや旅行に関心がある人には届いている、でも全く興味のない人には届いていない」という設計上の限界が見えてきました。

次のステージは、最も遠いペルソナ──今は旅行に興味がない人──が思わずスワイプする手を止めてしまう動画を設計できるか、だと思います。

インターンで感じたギャップ

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業務内容の話だけでなく、「インターン前に思っていたこととのギャップ」もお伝えしたいと思います。

ギャップ 01:想像以上に静かで、自分主体な環境だった

インターン前は、スタートアップらしく議論が飛び交うオフィスを想像していました。
実際は、各自が集中して作業に向き合う静かな環境でした。

指示待ちでいると何も起きません。「やってみていいですか?」と自分から動いた分だけ、経験と学びが増えていきました。

ギャップ 02:実務のスピードは、自分の4〜5倍だった

自分が動画1本の企画に数時間かけていた一方で、取引先との会議では短時間で方向性が決まり、「次の打ち合わせまでにやること」が即座に明確化されていました。

インターン期間中に制作した8本の動画について、「正社員なら3日以内に終わらせられる量」と佐藤さんにフィードバックをいただきました。

しかも正社員は動画編集だけでなく、会議・クライアント対応・バナーやウェブサイト制作・分析改善など、複数の業務を同時に進めています。

最初はそのスピード感のギャップに戸惑いましたが、社会人になったら効率はもっと求められる、ということを早い段階で体感できたのは、インターンならではの大きな収穫でした。

ギャップ 03:「完璧にしてから出す」より「まず出す」が正解だった

最初の頃は、ブログもショート動画も完成度を上げてから企画書を提出しようとして、時間をかけすぎていました。

でも実務では、100点を数時間かけて提出することより、改善前提の80点をいかに早く見せられるかに価値があります。

「まず出す→フィードバックをもらう→改善する」というサイクルを回すことが、結果的に一番早く質を上げるということに気づきました。

3ヶ月で変わった価値観

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applemintでのインターンを経験する前は、情報は「伝えたい人に、ちゃんと伝わればいい」という感覚でした。

でも実務経験を通じて、「そもそも届かなければ、どれだけ良い内容でも意味がない」という視点に変わりました。

また、日本と台湾の文化的な差異を仕事を通じて肌で理解できたことも大きな収穫でした。どちらが優れているとかではなく、「異なる価値観を持つ人に届けるために、何を選択するか」を常に考えるようになりました。

そして最後に、3ヶ月で「社会にインパクトを与える仕事がしたい」という気持ちが、漠然としたものからより具体的なイメージに変わりました。

ウェブマーケティングはそのための強力な手段のひとつだと確信しています。

こんな人におすすめ!

  • 留学中に、履歴書に書けるだけでなく本当に学べる実務経験を積みたい人
  • 動画制作・SNSマーケティングに興味がある人(未経験でも大丈夫)
  • 「作ったら終わり」ではなく、データを見て自分で改善できる力を身につけたい人
  • 日本と台湾の文化的な違いを、仕事を通じて理解・活かしたい人
  • 自分の提案やアイデアを、実際のビジネスの中で試してみたい人

applemintでは決まったカリキュラムがあるわけではなく、それぞれのゴールや強みに合わせた業務になります。「やりたいことがある」という気持ちさえあれば、どんなバックグラウンドの人でも動ける環境だと思います。

もし少しでもapplemintのインターンに興味があれば、まずはお問い合わせしてみることをおすすめします。

applemintへのご相談やご連絡はこちらから!

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