初期のメンバーが3ヶ月で二人も辞めた件(苦笑)

初期のメンバーが3ヶ月で二人も辞めた件(苦笑)

こんにちは、台湾でウェブマーケティングのサービスを提供する applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

前回僕が書いた『僕が勝たせたいプロジェクト』が思いの外読まれていたので、僕の考えや思いを綴ったブログの第二弾を出します!

今回は前回のブログより更に踏みこんだお話をしたいと思います。表題にもある通り初期のメンバーが辞めた事についてです(苦笑)

これだけ聞くと「おいおい、applemint は相当やべーじゃねーか」と思われるかもしれませんが、台湾で起業したら誰しもが通る道だと思うのでぶっちゃけちゃいます。

applemint では2020年の11月に一人目の社員が辞め、2021年の2月に2人目の社員が辞めました。その後3月に一人入社したので、現在は4人です。

まーなかなか苦戦してます。そんなことでこのブログでは台湾で起業したあとの人材の採用や定着についての話をしたいと思います。

applemint に興味のある方や台湾で起業を考えている人、台湾で総経理やリーダーシップ的なポジションを取る駐在員の方の参考になると思います。

結論を話してしまうと、僕は辞めた従業員がリーダーの方と合わなくて辞めるのは全然悪くないと思ってます。つまり、あまり気にしない!ということです(笑)

先輩には言われたけど….

先輩からのアドバイス

台湾は人材の流動性が高い事で有名です。色んな日系企業の方に話を聞くと台湾人のスタッフは大体1-2年で辞めます。僕も台湾に住んでもう6年経ちますが、2年勤務は一つのベンチマークです。2年勤務してくれれば立派です(苦笑)

ちなみに僕の知り合いの方の会社では、3時間で辞めたスタッフがいたそうです…(3時間は僕が聞いた限りでは最短離職時間です 苦笑)

起業した当時の僕は、よく台湾にいる先輩経営者や起業家から「台湾人はよく辞めるから気にしない方がいい」と言われました。そんな時僕は心の中で「それはみんなのマネージメントが悪いからなのでは?」「俺は同じミスは犯さない」なんて生意気に思ってました。

それが結果的にどうなったかと言うと、僕の会社では一人は2年で辞め、もう一人は1年と4ヶ月で辞めました(冷汗)よくベンチャー企業は100人の壁を破れないなんて話を聞きますが、僕は未だに5人の壁を破れていません(苦笑)

辞めた方々はなんで辞めたのか?真実は僕にはわかりません。ただし離職時に告げられた理由はそれぞれ「新しいことにチャレンジしたい」と「魅力的なオファーが来た」でした。

ちなみに台湾人が辞める理由が見つからない時に使う離職理由は以下だそうです (以下ランキング):

  1. 合わない
  2. 結婚、妊娠
  3. 給与がもっといい所が見つかった
  4. 健康理由
  5. キャリア形成
  6. 起業
  7. 休みたい
  8. 新しいことにチャレンジ

おい! (冷汗)

<参考:想離職找不到好理由?十大常見離職原因揭曉>

辞めたスタッフの本当の離職理由はわかりませんが、一つ確かなのはスタッフが辞めたかったってことです。

例えば「新しいことにチャレンジしたい」と言ったスタッフに対して、僕がapplemint で新しいことにチャレンジできる環境を与えても、その人は辞めたでしょう。

「魅力的なオファーが来た」と僕に言ったスタッフに、僕が applemint で同じ待遇を準備しても彼女は辞めたと思います。

人が辞める理由

離職理由

ここで僕がメンターと慕う方から以前聞いた、人が辞める理由についてお話をしたいと思います。人が辞める理由は以下の3つの要素のうち2つに不満を持った時だそうです。

  1. 給与
  2. 仕事内容
  3. 人間関係

例えば、給与がひどくて仕事内容がひどかったら辞めますが、給与が悪くても仕事内容と人間関係がよければなかなか辞めないってことです。

ただし、この中で#3の人間関係が最悪な場合は、単体でも離職するトリガーになり得ます。僕はこの考えがすごくしっくり来るのですが、その理由は僕自身の経験にあります。

僕は起業する前、3つの会社に勤め平均1.5年で辞めています。はい、台湾人並みにすぐに辞めてました。すみません!(苦笑)

そんな僕の最初の離職は仕事内容と給与に不満を持ったことが原因です。人間関係はよかったです。

2社目は給与と人間関係が悪かったです。3社目は人間関係のみに不満を持って辞めました。3社目を除いて上記で挙げた『給与』『仕事内容』『人間関係』の内、どれか 2つがダメになった時に僕は辞めてます。

なので今回 applemint を辞めたスタッフも上の3つのうち、どれか2つに不満を持ったと僕は考えています。どれかはわかりませんが、僕は辞めた理由の一つに『僕』(人間関係)があるのがいい辞められ方だなと思っています。

ちょっと良くわからない人もいると思うので、説明します。

「僕」が理由で辞めるのがいい理由

personal

僕と同じ目的を共有出来ないメンバーや、僕の性格や態度、僕の仕事への姿勢に合わないメンバーが辞めるのはいいことだと思います。

「あなたが原因で辞めてるのに全然反省する気ないんですね」と思われるかもしれませんが、そうじゃなくて本当に単純に合う/合わないの問題だと思っています。

そもそも僕はみんなに好かれたくて会社をやっている訳ではありません。というか僕はみんなに好かれるマザーテレサみたいなリーダーにはなれる気がしません。

僕が原因で辞めているのであれば、僕が労働環境や待遇を改善して、仕事を魅力的にすることが出来れば、いつか僕と共通の目的意識を持つ人たちが集まった時に、すごい集団ができることを指します。

もちろん、辞めた人たちが辞めるまでの過程で僕に心を挫かれたり、失望したりしたことは多々あったでしょう。

モチベーションやコーチング、伝え方については引き続き色んな本や色んな人の話を聞いて改善します。しかし僕は僕を変えることはありません。そんなの僕じゃないですし、そんなことをしたら今の僕を慕ってくれている人にソッポ向かれます。僕の根っこは変わらないとうことです。

待遇や仕事内容が嫌で辞めるメンバーは辛い

逆に本気で待遇や仕事内容に不満を持って辞められるのは正直辛いです。普通は待遇や仕事内容が理由で辞められるのが一番ましと思うと思います。スタッフが離職した理由を外的要因と捉え、「あーしょうがないね」って思えるからです。でも僕は違います。

なぜなら待遇や仕事内容が嫌で辞めたということは、 applemint が待遇や仕事内容以外に特別なことがなく、待遇や仕事内容で他の会社と比べられたからです。

恋人を用いて例え話をします。皆さんは恋人に別れ話をされた時、どの理由が一番ショックですか?

  1. ルックスが嫌だから別れたい
  2. 収入が低いから別れたい
  3. 価値観や考えが合わないから別れたい

僕はダントツで#1か#2です。#3ってしょうがないって思えますよね。でも収入が他より低いことを理由で別れを切り出されたら、かなりやるせない気持ちになります。

ちなみにここで言う#1のルックスは離職理由で言うと、仕事内容で、#2の収入は待遇、#3は人間関係に当たります。

人によって、この考えに同意する人としない人はいると思います。僕は仕事内容や待遇が理由で辞められるのがショックというお話です。なぜならそれは完全に僕の責任だからです。

それは仕事を楽しくする仕組みが出来ていなくて、社員の待遇をよくするための環境を作れていないからです。僕と合わないで辞めるのはもうしょうがないです。

辞める社員の多くは待遇か仕事内容を理由に辞めたいと口で言いますが、それが本当な時はあんまりないと思ってます。そう言った方が相手が傷つかないため、みんなそういうだけです。

2人目に辞めた子はうちよりも待遇が数段良いところからオファーが来たから辞めると言ってましたが、あまり本心じゃないと思ってます。というのも、僕は彼女がネット上でうちのプレゼン資料のテンプレを使って自身の履歴書を更新しているのをたまたま見つけたからです。

また、最後の方は僕と距離感を取ろうとしていたので、多分会社の雰囲気や僕が引き金となって仕事を探し始め、そこに魅力的なオファーが来たっていうのが、本音だと思います。

今後台湾で起業を考えている方へ

多くの人は恐らく「経営者」が原因で辞められるとショックを受けると思います。なんなら中小企業を離職するスタッフの原因は9割は「待遇」と「自分」が原因だと思っています。

僕も一人目の離職者が出た時、「僕の何がいけなかったんだって」って結構考えました。でも、正直そんなの気にしないでいいと思います(苦笑)恋人の例を用いたら、気にしなくていい理由がわかりやすくなると思います。

逆に本気で仕事内容と待遇が原因で辞められたら、僕はかなり頑張ります(辞められなくても頑張る必要がありますが…)

では仕事内容と待遇が原因で辞められないようにするにはどうしたらいいか?僕はコミュニケーションが鍵だと思っています。

社員と飲みに行くようなコミュニケーションではありません。自分たちの仕事が如何に意義があるかというコミュニケーションや、社員が会社にとって如何に重要かというこミュニケーションです。

いくら社員と一緒に食事に行っても、社員が仕事に意義が見出せず、自身の必要性を感じられない職場ではスタッフが辞めると思っています。ただ、正直僕も答えはわかってません。

僕は尾牙で社員に高級焼肉をご馳走して紅包を渡し、ボーナスを約束した次の週に退職願いを渡されました(苦笑)コミュニケーションが大事と言っておきながらこんな目に遭ってます。

ちょっと結論がなくて少々グダグダなブログになりましたが、このブログが台湾の人材で悩める人を元気づけられれば幸いです。初期メンバーに連続で辞められたのは正直堪えましたが、今は前を向いてまた頑張ってます!

2021年7月23日更新:2021年7月にまた一人社員が辞め、3人になりました(苦笑)

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