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台北ビエンナーレ2018・アート超ど素人の美術館の楽しみ方

台北ビエンナーレ2018・アート超ど素人の美術館の楽しみ方

みなさんこんにちは! applemint という台湾でデジタル・マーケティングの会社の代表を務める佐藤です。先日台湾で2年に一回開催される台湾のアートイベント、台北ビエンナーレ2018 に行ってきました。

今回は行ってきた感想及び、アートど素人の私の楽しみ方を紹介した上で鑑賞の際に役立ててもらえれば幸いです。

その前に簡単に今回のビエンナーレの説明


台北ビエンナーレとは台北で2年に一回行われる美術展覧会で毎度色んなテーマをもとにしたコンテンポラリー・アート(現代美術)作品が展示されます。

コンテンポラリー・アート(現代美術)….

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とりあえず「ものすごく抽象的なアート作品」という解釈でお願いします(苦笑)アートど素人な私には説明が難しいので予告動画を貼ります。

今年のテーマは 「Post-nature ポストネーチャー(自然の後)」です。自然と今後どう向き合いますか?と投げかける展覧会です。

例えば台湾の色んな海岸で取れたプラスチックを小ぎれいな瓶に収納した作品があり、プラスチックが如何に台湾の海岸を浸食しているか表現していました。(以下参照)

plastic656

私はビエンナーレに行くちょうど1週間前に友人に誘われ宜蘭の海でサーフィンをしたのですがその時に見たプラスチックのゴミの山には多少衝撃を受けました。

そのほか、台湾は土地の何%がアスファルトに覆われているかインフォグラフィックを使って表現している作品がありました。

ビエンナーレ開催場所


ではその台北ビエンナーレがあった場所はどこかというと台北私立美術館です。場所は【圓山】という駅から徒歩5−10分ほどです。

taipei-MRT

私はこの台北市立美術館が非常に好きで、その理由は何と言ってもコスパです。ものすごく広くて色んな作品に触れられるのに通常入場料が日本円で100-200円と格安です。

ちなみに今回のビエンナーレは無料でした。また、近くに MAJI という色んな料理屋さんが出店するフードコートがあってここの料理が結構美味しいので美術館に寄ったあとは立ち寄っています。

少し脱線しましたが次に本題である、私のようなアートがわからない超ど素人が今回の展示をどのように楽しんだかご紹介したいと思います。

私の楽しみ方〜その1:展示のされ方


美術館に行くと照明の明るさと、展示されている位置、室内の温度、音の有無とか気になりませんか?

どういう照明の明るさなら作品が伝えたいことが伝わるのか?どういう温度なら作品にエンゲージできるのか?私は舞台の仕掛け部分に非常に魅力を感じます。

例えば以下の作品をご覧ください。

ものすごく綺麗なのでインスタ映えするような作品です。この作品のよかったと思う点は球体の周りを歩き回れて球体の中身を見れたことです。

通常美術作品って近づきすぎると注意されますがこの作品はそんなことなく、とてもインタラクティブでお客さんとの距離がすごく近かったように思います。

また、スピーカーがほぼ360度細かに設置されておりどこを歩いても音量に一貫性があるように思いました。次に以下をご覧ください。

video watch

こういう美術館のビデオって面白かった記憶がないのですが案の定ここもそうでした….苦笑
しかし一本の柱にモニターを双方につけることで空間を有効的に利用していたと思いました。

また、椅子があったことで少なくとも1分は視聴をしたと思うので立って見るよりは有効的と感じました。娯楽性の高いビデオを流すのが正しいとは思いませんが、ビデオの目的は伝えることだと思うのでこういう展示でもう少し面白いコンテンツにできないのか思ってしまいます…..

私の楽しみ方〜その2:色使い


バナーを企画したり UX/UI の設計をする立場から色のコンビネーションは非常に気になります。どういう色使いをすればきちんと言いたいことが伝わるか考えます。

例えばこちらの作品をご覧ください。

木目調のバックに緑のイラストと文字です。まず、バックとフォントの色のコントラストが高いので視認性が非常に高いです。

なおかつ、エコロジーに関する議題を扱っていて緑と木目調の素材の相性がバッチリです。例えば「環境」をテーマにしたウェブサイトを制作することになったらバックを木目調にして強調に緑を使うといいかもしれないですね。

この展示が一番参考になりました。

私の楽しみ方〜その3:タイポグラフィー


次に私が見るのは展示作品のタイポグラフィー(フォント)です。私は以前からタイポグラフィーが好きで美術館に行ってはどんなフォントを使用して展示されているか見るのが楽しみです。

また、中国語のフォントを扱っている身として中国語のフォントが気になります。

関連記事:中国語を使ってデザインする人必見!台湾現地から繁体字 (中国語) フォントおすすめ5選

上記だと丸みのあるゴシック体を使っていますね。しかしながら文字間のスペースが下のアルファベットに比べて若干狭いように感じます。

中国語は画数が多く、文字間のスペースを狭くすると窮屈なイメージが出る気がするので私はいつもゆったりめに設定をしています。中国語の「、」(読点)が真ん中にあるのも気になりました。

終わりに


最後に私が写真を取った作品をいくつかご紹介して終わりたいと思います。まず下がどんな海にどんな不純物があったかを示したインフォグラフィックです。

plastic

(猫!?の作品)

neko

(海洋保護団体による作品)

kuroshio

ビエンナーレは村上隆みたいに派手でわかりやすい訳ではないですし正直一般の大衆向けな展示ではないです。しかしだからこそそれなりの楽しみ方があると思っています。

今後 applemint では台北にある美術館やギャラリーについてレポートを行い、積極的にアート絡みのコンテンツを出していきたいと思います。

みなさん乞うご期待ください!

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